私の若い頃は、新人類と呼ばれた。。最近の若い人は悟り世代。。と呼ばれる。。
大きな目標や、欲望を持たず、所有に興味を持たない。。今を生きているように見える若者
達は、私達バブル世代から見ると、悟った人のように見える。。
と、半分皮肉混じりな例え方と言えます。。
僕自身も、整体を勉強するようになって気づいたのですが、バブル時代には珍しい過呼吸タイプだったんです。。
だから、最近の悟り世代と言われる人たちの気持ちは、割と理解できる。。
バブル世代は、24時感間闘えるやつが勝つ。。と言う時代。。
一つの目標にしがみついて頑張ることができない過呼吸の人は、頑張れない自分を責め、コンプレックスを持っていました。
悟り世代とは、過呼吸なのです。。
過呼吸とは、いつも無意識に緊張している。怯えている状態と言ってもいい。。
買ってきたばかりのウサギの様な心境です。
時代の変化が早すぎて、その時代の変化に追いかけられるような心理状態。。
だから、夢も、追いかけられるような怖い夢を見る。。
自分のやりたい事中心で生きているのではなくて、環境に煽られ、環境に合わそうとする事で精一杯なのです。。本当の自分を見失った、迷子のような不安がつきまとう。
だから、悟り世代は、環境にかなり影響を受ける。。
これ以上緊張を生む環境はごめんだ。。
その無意識の身体の訴えが、緊張することから逃避するような行動パターンを生むのです。。
環境を変えたがる理由も、環境による緊張をリセットしているのです。
実際、非日常空間で、リラックスできます。。
私も、今はできませんが、時々、目的なく、電車に乗って、知らないところに行くのが好きです。
大きな目標を持つことも緊張です。。
何か高い物を買おうとする事も、目標ですし、車の維持費に振り回され、したくもないバイトをしなくてはならない。。これも緊張です。。
出世しようとする事も緊張です。
理不尽な大人の理屈も緊張なんです。。例えば上下関係ですね！
ぼくも過呼吸タイプでしたから、大人の理不尽な理屈が大嫌いでした。。
高校時代、廊下ですれ違った科学の先生が、ぼくが挨拶をしなかった事に「挨拶は？」
と言うので、「先生から挨拶するようにすれば、皆、挨拶の気持ちよさを知り、自然とするんじゃないですか？」。。嫌な子供です。。(^^)
と、言いました。。
悟り世代の。過呼吸な若者は、大人の理不尽な理屈に振り回されたくない。。
だから、就職したくないとも言えるのです。。
また、親や、大人になれなれしいのも、そう言う関係のが楽だからです。
バブル時代のような生き方も自然でなければ、悟り世代の様な生き方も自然ではない。。
コロナをきっかけに、もっと、文明に成長スピードを、ゆっくりにすればいいのです。。
文明のスピードに煽られて、心が成長していない。。
車で煽る馬鹿者が多いのも、毎日何かに煽られるストレスに対する、仕返しのようなものです。
現代は、大脳の興奮が止まらないのです。。
だから、若者達は、これ以上大脳が興奮しない様に、逃げ回るのです。。
私の場合。。いまだにガラケーです。。iPadはありますが、家の外に出たら、一切スマホを見たくないからです。。
外を歩いている時ぐらい、SNSはやらない方が、かえって自由ですよ！
