心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

子供の鼻詰まりの例

お子さんの鼻詰まりを見せてもらいました。。

鼻詰まりというと、皆さんは、鼻腔。。鼻の穴の奥の空洞が詰まっているのだと思いがちですが、今日の子は、頭蓋骨内に空く、池の様な空洞はいつくもあります。。

下図を、ご覧ください。

 

副鼻腔と言います。。

蓄膿症も、この副鼻腔の炎症、詰まりで起きます。

 

今日のお子さんも、気の検査で診断すると、右目の上の、前頭洞という場所の炎症。。詰まりからの、右の鼻の鼻腔の炎症だと分かりました。。

 

病院であれば、その炎症を止める事が治療となるのでしょうが、整体術では、全体を見ます。。

何故そこに炎症を起こす必要があるのか?

その原因を見つけます。。

炎症は、気血の流れが悪くなった所に、炎症を起こして、気血の流れを、取り戻そうとする働きで、病気ではありません。。むしろ治療です。

 

観察していくと、この男の子は、右の骨盤から脚まで、上半身から頭蓋骨まで、右半身全体が、左半身と比べて呼吸が浅い。。動きが悪いのです。

左右の身体のアンバランスが、首、頭蓋骨を歪め、鼻の鼻中隔を歪め、鼻腔、副鼻腔の気血、呼吸の流れを、悪くし、細菌が感染しやすい状況でした。。

気のウイルス検査では、風疹ウイルスが反応しました。。

 

これは小さい子供によくある事で、左半身より、右半身の動きが悪い場合が多い。。

予想ですが、子供の体は、左半身からできていくのではないか?

その過渡期で、右半身の成長が遅い様に見えます。。

そのバランスを整えて、首、頭蓋骨の歪みを取り、鼻に歪みを取り、副鼻腔の気血の流れの詰まりを解除。。

これで、気の検査では、異常が消えたので、良い方向に向かうはずです。。

暫く様子見です。。

 

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