心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

これでいいのだ。

バカボンのパパの口癖。。これでいいのだ。。

これは、深い言霊です。。

 

昨日テレビを見ていたら、田舎暮らしをする50代の女性の話でした。。

彼女は、保育士の仕事が楽しくて、やっていたのだが、難聴になり、🦻、そして聞こえなくなり、代表から辞める様に促されて、とても悲しく、どう生きていけばいいのか?

悩んだそうだ。。

一般社会では、耳が聞こえないと言うことで。人格を否定される。

 

でも、大自然はいつも、「そのままでいいんだよ」と、受け入れてくれる。。

これは、以前読んだ、自閉症の子供が書いた本の中にも、大自然が一番落ち着く。。

と、書いてあった。。それも同様の理由ではないか?。。と推測されます。。

 

競争社会の中では、効率に加われない人は、用無しと扱われます。。

そうなりたくない。。そう思われたくないから、人々は、仕事のできる人間になって、周囲から評価される事で、自分の存在価値を確認しようとします。。

 

皆、不安なのです。。振り落とされる不安です。

評価されていないと不安だから、時代、環境で、評価されている価値観に自分を寄せて、演じてしまう。。評価依存です。

いつも、これではダメだ。。もっとこうならなきゃ。。と、今の自分を否定し、周りの人も否定する。。否定しあっているのです。でも真理は違います。

 

自閉の子や、障害を持った人は、この事に気づけるのです。。

世の中の評価に自分を寄せて、演じることで、評価を得て、自分の意味、価値を得て、安心しよう。。自分は必要とされている。。尊敬されている。。そう思いたいのです。。

 

でも、それが不可能だと悟った時、自分はこれでいいのではないか?

そうだ。。これでいいのだ。と、人の評価を捨て、自分自身を肯定し出すのです。

 

そして、そうだよ。。そのままであなたは素晴らしいのですよ!

と、包み込んでくれる大自然が好きになるのです。。

 

僕も、心が風邪をひいたお客さんに、これでいいのだよ。。

今はこれでいいのだ。。これでいいのだと言う出来事しか起きていない。。

 

それを受けいれていく道。。

受け入れた分、人によく見られようとする興奮が脱力し、これでいいのだという、あるがままの自分に気づくのです。

 

気づいた分、本当の自分を知るのです。

知ったら、次元が上がり、より自分らしい道が開いていくのです。。

これでいいのだ。。は、ひらけごまなのです。運命が開いていくのです。

今を生きるとはこの事。

 

これでいいのだ。。

これじゃいけない。。と言う気持ちは、これじゃ評価されない。。と言う、人の目目線なのです。

私ではなく、全体の中の個。。和多志として生きる事を始める。。

それは、これじゃいけない。。から、これでいいのではないか?

と、今の自分、環境を受けとめ、認めて、受け入れてみる事です。

そうすれば、本当の道が開くのです。。

 

身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ。。

師匠がよく言った言葉です。。

捨てないと得られないものがある。。

逆に捨てれば得られるものがある。

 

演じる事をやめ、あるがままの自分が顔を出します。