当院には、毎週、2歳の自閉スペクトラムの子が、お母さんと来ます。。
もう5ヶ月ぐらい経つでしょうか?
毎週来てくれるものだから、自閉の子の大変さも解ってきました。。
昨日も来たんでけど、お母さんは大変だなあ。。
と感じ、自閉の子を持つお母さんは、一体どんな心の格闘が、毎日あるのだろうか?
そして、自閉の子を持つ事で、どんな事に気づいていくんだろうか?
興味を持ち、YouTubeを閲覧していると、素敵な動画を見つけました。
興味のある人は、動画をリンクしておくので見てください。。
お母さんは、知らず知らず、他の同じくらいの年齢の子と、自分の子を比較して、できない、成長が遅い事にイライラして、時には、子供にイライラして、当たっていたそうです。
お母さん自身も、他の子と比較して成長の遅い子供を、ありのままに受け入れる事が出来ず、いつも笑顔なく、心が曇った状態で、子供に接していたそうです。。
そのせいか、その頃の子供の写真も、笑顔の写真は殆どなく、曇った顔で写っている。。
それを、また、他の子供の様に、写真で笑わない事にイライラして、負のスパイラルに陥っていたというのです。。
そんな時、自閉スペクトラムと、診断される。。
この事で、いい意味で明めがついて、自閉スペクトラムの、自分の子供をありのままに受け入れて、他の子供との比較を止める事ができた。。というのです。
僕がいつも、人生のコツは、。良いことも悪いことも、自分に都合の良いことも、自分に都合の悪い事も、区別なく、まずは受け入れてみよう。。
受け入れる事で、自分の執着に気づき、気づきそれを認めれば、その執着を手放す事ができる。。すると、今まで見えなかった道が扉を開く🚪
それが本当のあなたの王道です。。
と、繰り返し言い続けています。。
僕が皆さんに、一番気づいて欲しい事だからです。
この動画のお母さんも、その事に気づけた。
それで自分の王道の扉🚪が開いたんですよね!
このお母さんは、受け入る事で、他人の子供との比較を捨てた。。
そうです。
受け入れる。とは、比較を捨てる事なんです。
私達の悩みは、殆どの場合、人との比較から生まれているのです。
という事は、人との比較をやめれば、悩みは消えるのです。
お母さんの名言はここからです。
「私は、他の子供との比較をやめて、この子の昨日、過去のと比較を始めた。。昨日よりできてれば、それが嬉しい。昨日はできなかった事が出来た。それを母親が喜ぶ顔を見て、子供も笑う様になった。」
これは、僕もいつも言いますが、人の評価基準に合わせるのではなく、自分の評価基準で、自分で自分を褒めてやる事。
その延長線で、他人が褒めてくれたらそれは素直に喜べばいいが、人に評価される為の1日にしてはならない。。
人の評価は気まぐれです。
昨日できなかった事が今日はできた。。それでいいのです。
他人の評価に合わせるから、自己否定が起きるのです。
自分の評価に合わせれば、自己肯定感が出てきます。
このお母さんの様に、自分の事も、子供の事も、他人との比較で優越感に浸ったり、劣等感に苛まれるのではなくて、自分自身の成長をありのままに反省、評価していく毎日。。
それがいいですね。。