歳を重ねていくと、覚えられなくなる。。また、忘れてしまう。
これが、すぐ覚えれて、忘れなかった若い頃と比べて、日常生活が、生きにくく感じる。。
落胆してしまう。。
でも、何故そうなるか?というと、若い頃、忘れる事が苦手だったからともいえるのです。
若い頃は元気で、常に目標を持ち、頑張る事ができた。。
求める気持ちが強すぎるが故に、これは言い換えれば、執着が強すぎるが故に、自分に都合の良くない出来事を、受け入れられない。。
いつまでも、クヨクヨ後悔する、または、その原因を、人のせいにして、憎悪する。。
現実逃避する。。
若いとは、ある面、そういう危なさがあるのです。
忘れるとは、受け入れる事であり、脱力する事でもり、執着を手放す事でもあるのです。。
若い頃は、目標を達成しようとする執着の強さから、目標達成の欲望に不都合な出来事を受け入れたくない。受け入れると負ける気がしてしまう。。
認めたくない。。それはイコール、忘れられない。。執着し続ける。。
これは、骨盤を緊張し続けて、脱力できない状態です。。
脱力できず、緊張しっぱなしの骨盤は、固くなり、固まり、脱力できなくなり、寝れなくなったり、脱力できない。。頭も固くなる。。働かなくなる。。
という事は、集中もできないのです。。
脱力と集中、。。覚醒と興奮は、表裏一体です。。
骨盤が、集中したり、脱力したりできる骨盤の人は、歳を重ねても、思い出したり、覚えたりする事が、そんなに衰えない。。
歳を重ねて、覚えられない、、思い出せない。。
これは、脱力できない骨盤のまま、歳をとってしまったとも言えそうです。
骨盤が硬いのです。
歳をとって、覚えられなくなる。。忘れてしまう。という事は、ある意味、身体の適応とも言えます。。
もう執着するのはいいだろう! もう執着できない緩い骨盤にするよ。。
その方が、あなたは、物事に執着せず、おおらかに生きられますよ。。
お年寄りが、おおらかになっていくとは、こだわり、執着が減るということです。。
それはイコール、執着できない緩い骨盤になっていくということ。。それが老化です。。
そう考えてみれば、老化も悪くない。。
執着もできなければ、集中もできない。。
ただ、大事な時だけは、骨盤がキュッと締まって集中できる。。
そういう省エネなお年寄りがいいと思うんです。。
その為にも、少しづつ、忘れる練習です。。忘れるから覚えられる。。
忘れるから、集中もできる。。
忘れるとは、忘れようとする事ではなく、負けを認める事です。。
受け入れる事。。受け入れる事ができれば、脱力できる。。脱力できれば集中できるのです。