心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

言葉が出ない赤ちゃん。。

当院のお客さんで、3人子供がいるのだが、一番下の男の子。。

まだ、喋らないのだと言う。。

ちょっと遅いのではないか?と。。心配している。。

 

僕が聞いたんです。

「その子は、指差しをした? お母さんあそこ見て。。って指差しした?」

「してないんです。。」

 

「他の2人はしたでしょう?」

「はい。。他の二人は、指差しをしました。」

 

さあ。。指差しとは何でしょう?

赤ちゃんを育てたお母さんなら、殆どの人が経験しているでしょう?

赤ちゃんが、お母さんに、あそこ見て。。という感じで、指を指す。。

指を指した方向を、一緒に見て欲しいのです。。

 

青春ドラマでもありますよね。。

熱血先生が、生徒と肩を組んで、星を指差して、「あの星を見ろ。。お前もあの星になれ。。」みたいな。。巨人の星だ。。みたいな。。

その姿は、仲間意識を盛り立てます。心の共有感を盛り立てます。。

同じ方向を見ているのですから。。

 

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赤ちゃんは、足をバタバタして笑う事を経て、無意識の領域と身体、脳を繋げる。。

それが終わると、意識的な領域と、身体、脳を繋げていきます。。

意識的な領域とは、肉眼で見える世界を受け入れていく段階です。。

 

目に見るもの、手に触れるものを、意味づけして受け入れていくのです。。

その時に、手がよく動く様になる。。

しゃべる時に、手が動く人が多い様に、言葉と見ること。。それは、意識的領域を、認識する脳の仕事だから。。

 

逆に、手が疲れると、目や脳、神経が疲れる経験をした人もいるでしょう。。

脳と手はよく繋がっています。

 

言葉とは、自分以外の人がいる。。という認識があって、他人に、自分の意思を伝える為に必要になるものです。。自分しかいないならいりません。

 

自分じゃない人がいる。。

お母さんがいる。。お父さんがいる。。

 

しかし、赤ちゃんは、大人の様に、他人を比較対象としようとせず、むしろ、同じ場を共有する同士。。という感覚を育てていきます。。

その時、同じ物を指さすことを促すことで、同じ方向を向いた同士である。。仲間である。。

敵ではない。。という確認をしたいのです。。

それで、指を指す。。

お母さんが、そこを見てくれるまで指を指す。。

 

それは、僕たちは仲間だよね?

という確認です。。

 

赤ちゃんの人見知りも、この気持ちの裏返しではないか?と思うのです。。

本当は仲間だと、認識したいのです。。

 

お母さん、お父さんが、同じ方向を指指し、見てくれた事で、周りにいる人を、自分ではない人であるが、仲間である。。

 

そう認識した後、コミュニケーションのアイテムとして、言葉がでてくるのだと思うのです。

 

だから、言葉がまだ出てこない。。という問いに、指さし段階は経たか?

と、聞いたのです。

赤ちゃんが、指さしをしなければ、お母さんから、指さしをして、同じ物を見る。。同じ方向を見る。。という事をしてみてはどうか?

お父さんを指さしながら、パパ。。お母さんを指さしながら、ママ。。

と、母音が一番発声し易いから母音なのであるから。。

 

または、母ちゃんの指を掴ませる。。

何かを指さす。。という事は、言い換えれば、何かを掴むということです。。

指さした物が、手に取れる場所にあれば、多分掴んでいますよね!

 

何かを握ったり、指さしたりする脳は、同じ場所だと思うのです。。

 

言葉が出てこない子には、物を握らせたり、気になってる物を、指さしさせる。。

身体から脳を育ててみよう。。

そうすれば、言葉がでてくるでしょう。。