スクールウオーズ。。というドラマをご存知だろうか?
ラクビーのスポ根ドラマだが。。
伏見工高というモデルがあって、言い方悪いが、不良少年ばかりが通う学校の、ラクビー部監督が、不良達を束ねて、更生させ、全国制覇までしてしまうのです。。
下の写真は、その時の写真。。
真ん中の先生を見る子供達の笑顔。。
この先生が大好きに違いない。。この笑顔なのです。
先生が大好きなのです。
この先生の指導方法は、子供の教育に悩む親御さんの指針となるでしょう。。
不良少年達が、この先生を信じて、全国制覇してしまうぐらいの練習をしてきたのです。。
先生が生徒に。。親が子供に愛される理由。。
そのヒントが、この先生にはあります。。
この先生の口癖。。
「信じて、許して、待ってやる事」
これが、最大の愛情なのです。
この先生は、不良少年を、信じて、許して、待ってやる指導をした。
信じる事は、待つ事だし、許す事です。
許す事は、待つ事だし、信じる事です。。
待つ事は、信じる事だし、許すことです。。
指導者が生徒に。
親が子供に対して。最上の愛情の心はこれです。
何も金を与えたり、高い幼稚園に入れる事ではない。。
これをしてもらえている。と感じた子供は、親の愛情を感じ、それを感謝して、そして、それに答えてあげたいという、純粋な心を取り戻します。
生徒たちは、他の先生達の、無理矢理レールに引き戻すことを、あなたの為に言ってるのよ。。と正当化する。。親や、先生を信じられないのですし、愛情を感じないのです。。
だから、反抗的な態度を取って、ありのままの自分を愛して欲しい。。
と、常に訴えているのです。
かまって欲しいのです。愛に飢えているのです。
本当の愛情を感じたいのです。
親が、子供にしてあげられる最大の愛の形。。
それは、信じて、許して、待ってやること。。
簡単ではないのです。。だから、うまくいかない子供の教育に、疲れたら、心機一転、これを、やってみよう。。自分の心の修行です。
今日も、孫の教育にヘトヘトになったお爺さんおばあさんが、以前聞いた僕のこの話を参考にして、「先生が言うように、私たちの価値観を押し付ける事をやめて、距離を取って、待ってやることにしました、それが良いんじゃないかと。。」と言いました。
待ってやるなんて怖くてできない。。もっと悪くなるんじゃないか?
そう思い焦る。でも違うんです。
待ってやる、許してやる、信じてやるからこそ、子供は、変わるのです。
それを待ってるんです、子供は。。
だから、その愛情を見せてくれた、この伏見工高の監督に、不良少年は惚れたのです。
そして、先生を笑顔にしたい。。と思ったのです。
急がば回れ。。
当院のお客さんは、僕の親父自慢を何度も聞いているでしょう?
俺は、親父を、本当に尊敬してるんです。。
何も社会的に偉いからではありません。
僕の親父は、僕がノイローゼの時期、信じて、許して、待ってくれました。
この心を、子供に見せられる親父を尊敬しているのです。
国立大学出身の親父が、ノイローゼで勉強も手につかず、進路指導で、先生に、「川村君は、大学は無理です」
と言われた時の親父の顔。。あの顔を忘れません。悲しい。。でもどうしようもないんだ。ごめんね🙏でもどうにもできないんだよ。。
テスト週間になると、親父は俺に、テスト範囲を聞いてきて、まず、自分がそこの範囲を勉強して、レポートにまとめてくるんですよ!
それで、「アキラ。。いっしょに勉強しよう」
と、落第しない程度の点数は取ろうという事で、協力してくれてましたね!
それでも親父は、信じて、許して、待ってくれた。。これを尊敬せずにいられないのです。
その心が、何より嬉しかった。。感謝です。。
だから、その時思ったんです。。
「俺は、親父の期待に添える子供ではなかったかもしれん。。でも、待ってて。。すぐは無理だけど、いつか、お前が息子で良かった。。と、思わせるから、。」
そう言う気持ちで、ずっとやってきましたね。。
あれから、40年。。ここ数年、やっと親父は、そういう風に思ってくれてるんじゃないか?
と、思える事がありますね!