当院では、出産したら、2ヶ月後に、骨盤調整にくるのが一番良い。。
と言っています。。
すぐ来たらだめですか?
と聞かれます。。
何故、2ヶ月何でしょう?
出産時、開き切った骨盤は、ゆっくり閉まっていきます。
約3週間かけて、ゆっくり閉まっていくのです。。
ですから、明治、大正時代は、出産後、3週間ぐらいは、刺激の少ない暗い部屋で、何もせず、布団で横になっていたと言います。。
この時期に立って、水仕事などしてしまうと、骨盤が締まる運動が止まり、ロックしてしまう。。
子宮も後屈してしまい、痛みが出てしまう。
でも現代は、すぐ退院させられ、日常生活に戻ってしまう。。
その為、2ヶ月後に来てもらうと、全員締まりきらず骨盤が歪んでいるといえるでしょう。。
3週間で本来ならだいたい閉まり、そして、5週間後、6週間後に。もう一度緩んで、細かい修正をして、しっかり締める様です。。
つまり、約2ヶ月間は、自然に閉まる運動が続いているため、その時期に整体師が手を加えるのは、自然の流れを阻害することになり、後々良くないんです。。
身体が勝手にやる事は、身体にやらせてやる。。
これが基本です、。
これは、西洋医学の薬治療の全てが、自然に治るものを、薬で無理矢理封じ込めようとする。。大間違いだし、そういう事をするから、結果弱い身体になり、基礎疾患を持つお年寄りが増えるのです。。
薬治療は、症状をなくすが、元気もなくす治療です。
勝手に治るものは勝手に治る力に任せておく。。
これが一番身体に優しいのです。
2ヶ月経つと、自然に閉まる運動も終わりますから。。
その時点で来てもらうと、歪んでいる事が確認できるし、確認できれば、元に戻してやる。。
それで2ヶ月です。
ギックリ腰や、五十肩も、本来、何もしなくても勝手に治るものです。。
更年期もそうです。
治らないのは余計な事をしたから。。
という場合もあるのです。。
僕の最初の整体の師匠は言いました。
「何もしないのが最良の治療である」と。。
私達は、西洋医学の間違いに気づいていく事です。
殆どの場合が、勝手になおるものに、介入しすぎる事で、治す力を弱めている。。
だから治らなくなる。。
治らないのはから病院で薬をもらう。。
そのスパイラルです。