心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

陸上部の高校生、、走り指導。

いやあ、実は初体験です、。今、陸上部の長距離選手が、腰痛で通ってるんですけど。。

僕が施術をしても、練習では何キロ、何十キロ毎日走る訳で、疲労で治癒していきにくい。。

と、感じ、昨日は3回目でしたが、雨も止んでいたので、外に出て走りの指導です。。

 

もちろん、彼は、スポーツ推薦で入学した強豪校の選手ですから。。

陸上部の監督の様な指導はできません。。

 

しかし、僕は、整体師として、体に負担のない走り方は、陸上部の監督より解るんです。

まず外で、彼にいつもの様に走って貰いました。。

気の検査で、彼の走りを検査、。

特にスタート時に、身体に負担がかかっている事がわかりました。。

 

スタート時に負担がかからないスタートの仕方を教え、スタート時に上に伸び上がるスタートをしてるから、走り出してもずっと伸び上がる様な走りをしている。。

これをスタート時に、重心が上ではなく、前に移動するスタートを教え、それでスタートすると、重心が常に前にあり、つまり前に移動しやすいのだ。。という事を教えました。。

後ろから腰を誰かに押されてる様な感覚が生まれるはずです。

 

そして、走っていて疲れてくると、どうしても顎が上がり、また重心が上に上がってくる。。

その時の対処方として、走りながら、上に上がった重心を。前に移動させるメソッドを教えました。。

 

これが彼にはまるかどうか?は分かりませんが、どちらにせよ、今の走り方では腰痛になってしまう訳なので、変えていく必要があります。。

僕の勉強にもなるので、今2年生。。あと一年の高校生陸上部生活で、何かを掴んでくれると嬉しいし、僕も楽しい。。

https://youtu.be/lZWLjAkkhIM

この写真は、拓殖大学の不破さんです。

走っている動画をご覧ください。

他の人の走りと全然違います。。

他の選手の上半身は、ローリングしていますが、つまり捻って走っていますが、彼女は、上半身がほとんど捻れていません。。

重心が他の選手より前にあり、下腹にあります。。

すると胸が張り、身体が捻転しないんです。

背中にも反りがあり、帆船の帆のように、風を受けて風に押されている様な走りです。

これは、飛脚が、この様に走っていたのではないか? と、思われる。無駄のない、重力を利用した走りです。。

僕がいつもいう様に、膝が伸びこる事がなく、踵、小指、親指と、重心が移動しています。。

僕のいつもいう、正しい歩き方のまま走り出すとこうなる。。良い見本、手本です、

まっ、天才なのだと思います。

自然にできてるんです。。

 

彼にもこれを見て勉強して欲しい。。

踵着地である事も重要です。

脚がよく上がっているのは、重心が前にあるからです。。

つまり、骨盤が前傾してるから脚が上がるんです。

他の選手は、重心の位置が後ろにあるから、骨盤が後屈して脚が前にも出ないし、高く上がらない。。

だから上半身を捻って脚を前に出そうとする。。無駄な筋力を使っているんです。