WBC世界一おめでとうございます。。
野球経験者も、にわかファンも、WBCで興奮した事でしょう。。
日本の景気が上がる予感さえします。。
さあ、WBCでは、どうしてもマスコミが、大谷くん推しをする為、大谷くんにどうしても注目が集まるんだけど。。
僕の様に、野球経験者から見ると、ちょっと違う。。今回のWBC で、大事な役割を果たしてくれていたのは、ダルビッシュ有さんであり、吉田さんです。
ダルビッシュ有さんは、宮崎キャンプ合流時からインタビューされて答える事が、一貫していて、マスコミや、ファンが、勝つ事のみを期待する姿勢に、半ば意を唱える様な発言でした。
気づいた人いますか？
ダルビッシュ有さんは、勝ち負けの質問をされるといつも言いました。。
「勝ち負けよりも、このチームで野球をやれた事。。楽しくやれた。。という事が大事です。
みんなが、このチームで野球がやれてよかったな。。終わってからそう思って貰えたら嬉しいですね。」
ダルビッシュさんは、日本の若い人達に、この心を伝えたくて、早めに合流したのだと思うんです。
ダルビッシュ有さんは、日本に於いて、またメジャーに於いて、きっと、勝ち負けだけに囚われる野球で、一喜一憂するのは、何か違うんじゃないか？
そう感じたのではないでしょうか？
勝ちに囚われ過ぎ、勝ちに執着して試合に臨むと、確かに勝てば有頂天に皆で喜べるが、負けた時は、ゼロになる。。
それはおかしい。。1試合野球を楽しんだ。。勉強になった。。それは何処に行った？
もちろん、野球は勝つ為にやる訳だけど、負けることだってある。。
弱いチームに於いては、一年の内、負ける試合のが多いのです。
それでいつも、負ける度に、暗い顔して、罪悪感で球場を後にするのは、おかしいんじゃないか？
勝ってもありがとう。。面白かったよ。。負けてもありがとう、面白かったよ。。このチームで野球ができた事を誇りに思う。。
そういう気持ちで終われる野球。。それが少年の遊びからずっとやってる、野球小僧の心じゃないか？
勝ちに執着した状態で、楽しめ。。と言われても、そりゃ無理。。
プロ野球って言っても、子供の遊びの延長だよ！
そういう事、そういう心で野球をする事こそ、野球が楽しいんだよ。。
そういう大人が忘れてしまった、初心、野球小僧の心で、やろうよ。。
1試合、1試合楽しんで行こう。。
勝っても負けても、それはそれ。。
このチームで野球やれてよかった。。
それが一番大事な事だよ。。
ダルビッシュは、勝ってありがとう。。負けてありがとうの境地で生きようという提案です。
その境地に立つ事でしか。。野球を楽しむ事はできない。
それは、孔子や老子思想で言われる、中庸の心なのです。
野球だけではない。。
私達が、人生の達人になる事。。
それは、勝ってありがとう。。、負けてもありがとうの境地に立ち、生きる事です。
予選で日本と戦い負けた、チエコスロナキアチームがそうでしたね？
日本に負けたんだけど、負けた悔しさを見せる事もなく、日本人の素晴らしい野球を、身近に見れて、試合までできて、ありがとう😊。。日本野球すごいね！
と、満面の笑みでしたよね。。
試合後、勝った日本を、ベンチから、笑顔で讃えていました。。
忘れていた、野球小僧の心。。。
野球とはそういう気持ちでやるから野球だよ。。
ダルビッシュ有さんは、それを日本の若い人に伝えたかった。。
それが伝わり、そうだよ、勝っても負けても、このチームで試合できて良かった。。
そういう試合をしようよ。。
そんなリラックスした、楽しむ野球をしている日本チームでした。。
素晴らしい。。
