心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

体液が弱アルカリ性とピロリ菌

梅干しの成分である、体液を弱アルカリ性に保つ働きのあるクエン酸が、胃内に棲みつき癌や胃潰瘍の原因になるという、ピロリ菌の働きを大幅に抑制するという、研究結果が、梅干しで有名な、和歌山県の大学で、実証されたそうだ。。

身体を弱アルカリ性にする働きと言えば、腎臓も大事で。。重曹から作られる重炭酸イオンにより、体液を弱アルカリ性にする働きがある。。

引用。。。

体が酸性に傾いたとき、腎臓は、血液中に重炭酸イオン(アルカリ性物質)を放出します。 重炭酸イオンは中和する酸と同じ量を消費しますので、糸球体でろ過されたあと、尿細管で再吸収し、補充しています。 つまり、腎臓は重炭酸イオンの量を保つ働きもしているわけです。

つまり、ピロリ菌に感染し、それが悪さをしてしまう身体とは、腎臓が元気の無い。。身体が酸性になりがちな人とも言えるでしょう。。

 

また、腎臓が弱いと、血液内の酸を、尿酸としておしっこで出す働きも悪くなり、酸性により傾きます。

呼吸が浅く、二酸化炭素を排泄できなくても酸性に傾く。。

要は、呼吸が深く、よく汗をかける身体が一番良いのです。

 

ちなみに酸性に傾きすぎた状態を、アシドーシスと言います。。

症状は以下の通り。。

 

①代謝性アシドーシスの人では、吐き気、嘔吐、疲労がよく起こるほか、呼吸が通常より速く、深くなります。

 

②呼吸性アシドーシスの人では、頭痛や錯乱(さくらん)がよくみられ、呼吸は浅く、遅くなります。

梅肉にピロリ菌増殖の抑制効果(和歌山県立医大グループが研究)
 

梅肉に、胃や十二指腸かいようの原因とされ、胃がんとの関連も指摘されるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖を抑制する効果があることが、和歌山県立医大の宇都宮洋才講師らのグループの研究で分かった。

宇都宮講師らは、ピロリ菌を培養した試験管内に、梅肉エキスの希釈液を加え、24時間後ピロリ菌の増殖数を比較。

 

その結果、濃度1%の梅肉エキスを加えた場合、何も加えない場合の約50分の1に抑制できた。

濃度を高めると、さらに抑制効果は高まった。

日本人のほぼ半数が感染しているとされるピロリ菌の増殖には、ココアや乳酸菌(LG21)などの食品に抑制効果があることが最近注目されているが、今後梅のどの成分が効果を発揮しているのか研究を進める。