今日来店の、20代女性。生理痛が、いつも酷いのです。
骨盤の歪み方を見れば、成る程な歪み方です。
それで彼女は言うんです。
「先生、生理痛ですけど、仕事中は痛く無いのに、休日や、家に帰って、ほっとすると痛くなるんですよ!何でですか?」
良い質問です。。これ、ブログに、書いとくね。。
さあ、痛みというのはいつ出るのかです。
骨盤は仙骨を挟んで、左右2枚の骨盤があります。
生理が起きる時は、図の様に、坐骨が緩み、右が先に開き、続いて左が開く事で生理が始めるんです。
しかし、人間の体の構造上、左半身は重心です。
ですから、左の骨盤には、常に体重がかかり続けている。。
それで左の坐骨は、体重を支える為に、きつく締まっています。。
この事で、生理時、右の骨盤は開き易いが、左の骨盤は実に開きにくい。
その時、右の骨盤だけ開いて、左の骨盤が開かない。。と言う、コンビニ🏪の自動ドアで言うと、右半分だけ開いて、左半分が。何かに引っかかって開かない時、大きなモーター音がして、緊急停止するでしょ?
痛みとは、あのモーターの爆音です。
緊急停止は下痢です。
つまり、痛みとは緊張時、集中時は、骨盤は左右締まっていますから。。
言い換えれば、骨盤の左右差は無いわけです。。
それで痛みが出ない。
しかし、休日、あるいは、仕事終えて家に帰ると、骨盤がリラックスしようと。。生理時の様に、開き出す。。
右が先で左です。。
その時、やはり、左側の坐骨、骨盤が開きにくく、左右差が出る。。
それで痛みが出るのです。
痛みとはリラックス時に出るのです。
症状もそうですね。。リラックスすると、喘息が出るのもそう、。
身体は、緊急時、集中時は、治癒の方にエネルギーを使わず、仕事させてくれるのです。
それは、天敵に襲われる小動物が、痛みを忘れて逃げられる様にです。
休みモードに入ると、身体は治癒モードに入る。。
身体が緩む事で、リセットさせようとする。。
その時の、体の緩み方の左右差をバロメーターとして、身体は痛みを出し、炎症を起こし、
左右差を無くそうとする行為。。それが痛みであり症状です。
だから、痛いのは正常なんです。
痛く無いのが異常ですよ!
痛いから薬を飲むではなくて、痛みが出るぐらい左右差がある歪んだ体をしている。。
それを、日頃から、左右均等の緊張状態にしておく事です。
僕が、中年以降のスポーツは、出来るだけ左右均等に動かすスポーツにした方が良いですよ🙆。。と言う理由です。
ゴルフ🏌️♀️やボーリングは、左右差が強いスポーツです。
だから体に緊張の左右差を作り、緩む時にも緩まず痛みが出るのです。。
緩まなければリセットできないのは、家電修理でも、車の修理でも。一度分解しないと修理できないのと同じ。。