心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

子供が飽きっぽい理由。

現代の子供は飽きっぽい。。と、嘆くなかれ。。

これは、現代への、身体の適応です。

昭和の時代は、時代の変化が遅く、価値観が長らく変わる事もなかったので、自ら夢を持ち、何年も先の目標を持ち、そこに向かって、邁進する生き方が、合っていた。。

 

夢や目標は、自分で探すものだったし、一度決めた目標を達成するには、飽き性では困る訳で。。身体も我慢強くできていたし、だからプロ野球選手でも、怪我する人。怪我で休む人もいなかった。。

その丈夫な、我慢しやすい身体。。悪く言えば鈍い身体を持つ昭和人は、心も我慢強く、一度決めた事は続けやすい根性。。

これは、昔の人の方が根性があった。。と言う考え方より、我慢強くないと適応できない時代。。その時代に身体が我慢強く、鈍く適応し、心もその身体に適応し。我慢強く、一度決めた事は諦めない継続力と言うより、執着心が強かったと言うことです。

 

しかし現代はどうでしょう。。

時代の変化が早すぎる。その中で、流行り事も、価値観も、短期間で代わってしまう。。

そんな中、昔の様に我慢強い事は、さほどメリットではなくなってしまった。。

頑張っていたら時代はもう変わっていて、自分のやってきた事が無駄になりかねないのです。

 

つまり、自分で目標を探した昭和時代から。。今は、コロコロ変化する価値観に追われ、常に、自分の身体もリセットして、適応しなくてはならない。。

その為、執着しにくい過敏な身体に適応したのです。

朝と夕方は体調が違う。。それは身体の不安定とも言えますが、それぐらいリセットを繰り返して、時代のスピードに適応しているとも言えるのです。

朝と夕方の体調が違う。。と言うことは、同時に、気分も朝と夜は違うと言う事です。

現代の若者は、昨日と今日。朝と夕方。。別人の様に、気分が違う人がいます。。

これは、一つの価値観に執着する事イコール🟰デッド(死)である。。

という身体の適応。。常に環境に合わせてリセット出来る、過敏な身体、そして過敏な呼吸、過敏な心に適応しているのです。。

 

だから、現代の子は飽きっぽい。。それで良い⭕️。

しかし、昭和時代の飽きっぽさは、致命傷ですが、現代においては、飽きっぽい事も悪い事じゃない。。

飽きっぽい事は、古い事をすぐ手放し、新しい事に着手出来る、機転の良さにも繋がります。

現代の子が、コンビニなど、複雑で、たくさんある仕事を、次から次へとこなせるのも、ある種、飽きっぽいからと言えるのです。

 

昭和の人なら、一つの仕事を始めたら、そこに集中、執着してしまい。。レジに並んでいても、すぐ仕事を手放し、レジに走ることが出来ない。。

そう言う昭和おじさんいるでしょ?

飽きっぽいからうまくいく事もあるのです。

現代においては、飽きっぽい方が楽です。

 

飽きっぽい特徴が顕著な人は、僕もその1人だが。。自分のペースで出来る仕事を見つける事でしょう。。

競争社会での、追われる様なノルマ社会は大の苦手です。

合いませんし、力を発揮できません。

 

自分のペースで、自分の楽しい仕事と思える仕事が見つかると、そのマイペースで楽しそうな雰囲気に、良い人材が集まり、良い仲間ができます。

 

僕もそうですが。。飽きっぽい人は、必然的に多くの経験値を積む事になります。。

それが生きてくるのは、晩年です。

 

僕の話の面白さ、奥深さは、若い頃、飽き性で、仕事をたくさん変えた。。整体の師匠も変えた。。

それは、チリも積もれば山となる。。

晩年生きてくるんです。

 

飽きっぽい人は大器晩成。。

飽きっぽい事は短所では無いよ。。

僕が飽き性でなかったら、川村整体は無いよ。

こんなブログも書けていない。。

人を励ましたり、救う事もできていない。。

 

ね。。頑張り屋だけが成功できる?

それは昭和バブルまで。。