心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

SIBOと、過敏性腸症候群

一昔前までは、小腸は、無病な臓器だと言われて放置されてきたんです。。

小腸は、温かいし、本来はですが。。だから高温な場所には、癌はできない訳で、腸の癌といえば大腸癌、小腸癌はほぼありません。。

小腸は、ターンオーバーも早く、腸壁が生まれ変わるスピードも早い為、癌を作る時間を与えないともいえます。。

しかし過敏になり過ぎると、ターンオーバーも早くなりすぎて、腸壁が剥がれ易くなり、血便になる可能性があります。

 

昨今は、腸活ブームで、更に、酪酸菌ブームですね!

当院でも、酪酸菌が良いよ🙆と、ご紹介したのが去年か、一昨年ですね!

今は、大ブームが起きて、ドラッグストアでも、酪酸菌入りの整腸剤は売れ切れ続出だそうです。

さあ、酪酸菌や酪酸菌の餌である、食物繊維。。主にごぼう、オリゴ糖。。オリゴ糖は食物繊維です。糖質ではありません。。

当院でご紹介した、長沢オリゴも、フラクトオリゴ糖です。

これらは、主に、大腸を元気にする物です。

しかし、大腸に良いとされる、発酵食品や、水溶性食物繊維を摂れば摂るほど、調子が悪い。。という人も現代はいて、それは、今まで無病の小腸と言われてきた小腸に問題がある人。。

 

大腸の動きが悪くなるのが、交感神経の興奮であるのに対して、小腸の動きが悪くなるのは、

副交感神経の興奮です。

現代人は、アレルギー症状が出やすく、頑張るのが苦手な体質です。。

これは、副交感神経の興奮。。過敏性なんです。

過敏とは、安定しないという事です。。過敏性の現代人は、身体のリセットを、頻繁に行わないと、バランスが取れない為、心と身体の状態を、頻繁にリセットする。。

 

引っ越しが多い事や、仕事を変えやすい。。恋人が長続きしない事も、飽きっぽい事も、現代人の、時代の変化の速さに、また情報量の多さに適応する為に、毎日頻繁にリセットする必要があるんです。

昔の様に、10年前の情報が通用しない時代だからです。

現代人は、早すぎる時代の変化に適応する為、わざと過敏状態にしているのです、。

 

その事で、昭和時代には放置されてきた、無病の小腸が、過敏、つまりアレルギー体質である、副交感神経の興奮により、小腸の動きが悪くなり、蠕動運動が落ちる事で、本来、小腸には細菌🦠が少なく、少ないから細菌が出すが出すガスも無い。。

それで小腸はぺちゃんこで、お腹が張る事も無いのが通常なんです。

しかし、小腸の動きが悪い現代人は、細菌が増えて、小腸内でガスが大量に発生し、それが逆流して、ゲップが増えたり、胸焼けが起きます。空咳もそうです

胃酸も逆流します。。細菌も🦠逆流するんです。

それが原因で、痰が絡んだり、副鼻腔炎になったりもするんです。

食べた後の膨満感も凄い。。

腹痛、下痢、便秘。。

動かない小腸が、急に動こうとした時、過敏性腸症候群が起きるんです。

SIBOになりやすい人は、糖尿病や膠原病、神経障害など、。まさに、過敏状態の過敏症で、頑張りが効かない身体なのに、自分に鞭打ち、頑張ってしまい、過労状態になった人が起きる症状と同じです。。

自分が、SIBOに当てはまる。。と、感じた人は、まず、頑張る人生.ノルマ人生、競争人生から、足を洗う事です。

その生き方が、過敏な人には毒なのです。

最近の若い子が、出世したくない。。というのも、身体の適応なんです。。

それで正しいんです。

僕も過敏体質です。。

 

だから、競争人生、ノルマ人生から足を洗ったんです。

オンリーワン。。自分にしかできない。様な仕事を見つけるのが良いです。

過敏症な人は、実は競争から離れた才能を持っています。

自閉症の子が、特定の才能豊な様にね。。

自閉も、一つの適応です。

 

そして、小腸は、骨盤の開閉運動、それに伴う、股関節の弾力に保証されて動きがいいのです。

股関節や膝を柔らかく使うと、骨盤の開閉運動も良くなり、骨盤の開閉運動が良くなれば、骨盤内の、小腸や子宮、卵巣、膀胱も、動きが良くなります。

 

それには、やはり山歩きが良い。。

自然と、股関節や膝を柔らかく使うから。。