学生時代。。当時宅建の大原専門学校のCMで、キャッチコピーで、「やりたい事やんなくて何やるの?」。。💩この言葉が響いたんです。。
ハッとしたんです。。
当時大学生だったと思うんだけど。。
当時の僕は。。
①人に凄い人だと思われたい。。凄い人だと思われるには、どんな事をすれば良いのか?
②人に、羨ましがられたい。。人に羨ましがられるには、どんな人生を送れば良いんだ?
なんて事ばかり考えて、自分がどうしたいか?よりも、人にどう思われたいか?
を、中心にして、自分の進路を決めていたからです。。
それで大原のCMで、「やりたい事やらずに何やるの?」
に、響いてしまったんです。。
本当だ😱。。大変だぞ!..俺はやりたい事やってないやん。。
やりたい事は、押し入れに押し込んで、やらねばならない事。。やらなきゃならない事ばかり。。その理由は、凄い人だと尊敬され、そんな噂話をして欲しいから。。
何をしてるんだ俺は。。
やりたい事やる為に生きてるんだろ。。やりたい事しないと。。だめじゃん🙅。。
そう思い、急遽生き方変更..
評価される、評価されないに関係なく、やってみたいと、実は思っていたが、押し入れに押し込んでいた事を、引っ張り出し、次々に、行動してみる。。
まあ。。この頃が、転職が多かった時期と言えるでしょうね。。
とにかくやってみたい事は、全部やってみようと言うわけです。。
しかし。。。しかしです。。
やりたいから始めた事ばかりであるはずなのに。。楽しくない。。魂が揺さぶられない。。
なんでだろ? やりたい事してるけど?
しかし、だんだん気づいてきます。。
僕のやりたい事は、魂がやりたい事ではなく、今ここが嫌だから、今と相対的な事をすれば楽しいんじゃないか?。。と言うものだったのです。。
分かり易い例で言うと、田舎暮らし。。
都会のサラリーマン生活に疲れると。。人は何故か?田舎暮らしなら楽しいんじゃないか?
と、現実逃避イコール🟰楽しい😃。。やりたい事。。イコール🟰逃げたい場所だったのです。。
僕のやりたい事とは、現実逃避イコール🟰逃げたい場所で生きる事だったのです。。
しかし、この経験は、とても良い経験でした。。
タモリさんが、言いました。。「やりたい事なんて分かる訳ないんだよ。。やりたくない事を知る事から、やりたい事が出てくるんだ」
いい言葉ですね。。
やりたい事が見つからないから見つかるまで何もしない。。
それでは、一生やりたい事などわからない。。
しかし、とにかくやってみれば、やりたくない事が分かってくる。。
それは、同時に、本当にやりたい事が見えてくる事です。。
僕も、やりたいはずだった事を、次から次へとこなして行くうちに、ある事に気づき始めたんです。。
「俺はどうも、こう言う事をする様に生まれて来ているな!そう決まっている以上、それに従う事こそ。。本当の俺のやりたい道、生き方ではないか? 」
つまり、イタズラにやりたい事を探すんじゃなくて、自分がどう言う事をする様に生まれて来ているのか?それを知る事、自覚する事イコール🟰俺の魂が喜ぶ生き方。。であるはず。。
そこに、26歳でしたかね? 僕は悟ったんです。。
今、30年経過し、56歳の僕の仕事、仕事の仕方など。。
これは、26歳の時、どうも俺は、金儲けでは無い。。人に道を解く様な仕事をする様に生まれて来ているのではないか?。。と自覚した。。そのまんまの人生が展開しているのです。。
冒頭で言いました。。
本当に自分のやりたい事とは、求めるものではなく、自覚するものだと。。
私達は、皆、一人一人、。産まれる前から、やりたい事も与えられているのです。。頂いているのです。。それも他力です。
それに気づかず、俺はこれをやりたいんだと。。興奮気味に努力しても、それは多くの場合。今が嫌だから、あっちの水は甘いんじゃないか? こっちの水は甘いんじゃないか?と、。
青い鳥を追いかけているだけで。。本当にやりたい事をしてるわけじゃない。。
今が嫌だから、未来ぐらい楽しくあって欲しい。。と、人は夢を見るのです。夢を抱くのです。
しかし、その未来が来ても、多くの場合。。やはり嫌な場所なのです。。
それでまたその先の未来に期待して目標を立てて時間稼ぎする。。
そう言う事をしてるんです。
でもそれでも良いんです。。
僕もそれを自分で繰り返した上で気づけたんですから。。
経験に無駄無しです。。
大事なのは、その経験から気づく事があると言うことです。
そして、自分はどう言う道を与えられ授けられているのか?を知る事ができた。。
与えられるまま、頂いたままに生きる事。。それが実は自分の一番輝く楽しい生き方なのです。。
自覚の世界です。。
松井秀喜さんの写真を使ったのは。。いつだったか忘れたけど。。松井秀喜さんに、子供が質問したんです。。
「どうしたら松井さんみたいなスターになれますか?」
松井秀喜さんは答えました。。
「スターになる人は、スターになる様に産まれて来ているんだよ!それを全うしてるだけだよ」
子供は理解できていない様でしたが。。僕は、ハッとしました。。
松井秀喜さんも、どこかで、僕と同じ気づきをしたんだ。。
自分はスター選手になる様に産まれて来ている。。ならばそれを全うしようと。。
きっとそう思ったのです。。
普通の選手なら、夢を諦めなかったからだよ。。または、人より3倍努力したからだよ。。
と言いそうなものです。。
しかし、スターに産まれたことを自覚した松井秀喜さんはいつも謙虚で。。
人一番努力したからスターになれたんだ。。と言う人は、比較の世界に生きてる人ですから。。奢りがあるんです。。慢心して、自分は人より優秀だからスターになれたと、思うんです。。
そうじゃないよ。。
松井秀喜さんが正しいんです。
努力の量で決まるんじゃないんです。。
自覚の問題です。自分はどうもスターに産まれているな。。それが仕事なんだな。。と。。
謙虚に、天命を全うする姿が、松井秀喜さんにはあるのです。。
だから共感できるし、共感できるから応援したくもなる。。