心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

堪忍袋は、意外と小さい。

日本人は、感情を表現するのが苦手な民族だと思いますね。

海外で仕事をしていたお客さんが、久しぶりに日本に帰国して、思った事が、裏表が激しくて、何を思ってるのか分かりにくい。。と言っていました。

 

日本人は、感情を、出来るだけ出さずに、ガマンするのが、大人みたいな考え方があります。

でもそれだけ日本人には、鬱や引きこもりの人が多いと思います。

感情というのは、出すものであり、押さえ込むものではないのですね。

頭で、無理やり自分を納得させ、自分だけがガマンすれば済むから。。

と、堪忍袋に押さえ込む。。

でも堪忍袋って必ず、限度がくると爆発するんです。

一時あずかりはできても、永久預かりができない袋なのです。

 

満帆になってくると、イライラして、人に当たりたくなります。

そう感情を溜めすぎると、被害者意識が強くなるんですね。

ムチウチの人も、そうなります。

借金で首が回らなくなるのもそういう事です。

寝違いも実は、そうです。

首が動かなくなるのは、感情が動かなくなる事です。

鬱になるのもそうやって、これ以上感情が湧かないように、ブレーカー落として、身体を守っています。

 

物を投げつけたり、大声で、怒鳴りつけたり、殴ってしまったり、無差別に殺してしまったり、逆に自殺してしまう人もいます。

それらは全て、溜まった感情を発散する瞬間なのです。

それをした後、我に返って、相手に謝る事ありますよね。

 

学生時代鬱だった私が、空手を始めたら改善し始めた理由も、後になって、大声出して、サンドバッグを、ボコボコに殴って、溜め込んだ感情を発散させたんだなあ。。と分かりました。

汗をかく事。。大声を出す事。。サンドバッグを叩く事。。物を投げつける事

これらは、感情を吐き出すのにとても有効です。

嫁さんが、フライパンを投げつけてくる事を、許してやってください。。

そうやって、発散しなくてはならない、毎日があるのですよ。

または、感情日記を、内緒で始めるのもいいでしょう。

とにかく吐き出す事です。