ずいぶん前の話ですが、O157の感染がニュースを独占した時期がありましたね。
その頃の新聞で、興味深い内容がありました。
高熱が出た人で、自宅療養した人と、病院で解熱剤を注射した人
死亡率が、高かったのはどちらでしょう?
解熱剤を注射した方だったのです。
何故熱が上がっているのか? 何故身体が熱をあげたのか?
ウイルスを殺す為だったはずです。
似たようなケースで言えば、血圧が高いのは、血圧を高くする必要があるからではないでしょうか?
例えば、血管が硬くて流れにくいとか、腎臓が元気がなくて流れにくいとか、首が硬くて、脳に血が行かないとか、。。
生命側に立ってみると、違ったものが見えてきます。
それを血圧高めだと言って、薬を飲めば、脳まで血が行かなくなるんじゃないでしょうか?
実は身体のやっている事は、人間が頭脳で考える事よりも、より高度なのです。
無駄な事はしていないのです。必要なことをしているのです。
そういう見方をするのが、東洋医学であり、日本整体です。