鬱になってしまう人は、僕もそうですが、理想主義者なんですね!
自分の中で、自分でこういう風になりたいというビジョンを描き、それに邁進する。。
周りからは、行動力がある様に見えたり、パワフルに見えたりします。
頼りになる人です。。
しかし、いつでも思い通りにいく訳ではありません。
こういう様にしたい、なりたい、という気持ちに反比例する様に、上手くいかない事が続くと、人は、何をやっても無駄な気がして、ついには何もしたくなくなります。
パワフルな人は、特に、反動が大きい。鬱になりやすい。。
思い、期待が強いと言うことは、落胆も大きいのです。。
最近の若者が、そういう感じになってますね。。ひと昔の様に、やればやっただけ思い通りの結果が出る。。結果が出てない奴は、やってないだけだ。。
確かにバブルの頃まではそういう面もありました。
努力は裏切らない時代でした。
今は努力は裏切る時代ですから。そもそも頑張りたくない気持ちも理解できます。
そういう意味で、今はプチ鬱時代とも言えるでしょう。
昔の人は、いや、それでも頑張らなきゃしょうがないだろう。。と、考えるでしょう。
でも本当は、もっと深い導きの中にいます。
頑張っても頑張っても、結果が出ないのは、本来の自分の魂の行きたい方向と、肉体に付随した意識、人に評価される為に生きようとする意識と、かなりズレがある事を教えてくれているのです。
その人、その人の持ち味は生まれる前から決まっていて、魂はその持ち味を生かして生きたいのに、、人はその時代、その国において、一番評価され、尊敬され、モテるであろう生き方を理想としてしまうのです。
それはあなたの生き方ではないですよ! と教えてくれているのが、思いどおりにならないという事です。
もちろんそうではないケースもあります。
努力が足りない場合。。努力の仕方が間違っている。。などなど。。
でも鬱になってしまう様な人は、早めにその事を受け入れて、そうか俺は、自分に全くそぐわない生き方をしていたか、反省して自分自身に謝ろう。。これからは人に評価されるであろう生き方ではなくて、自分で自分を褒めてやれる様な生き方をしていくよ!
私自身、大学生の頃がバブルでしたから、高級車、大きな家、社長なんて人生を求めて頑張ったのです。。でもどうも俺はそういう運命が用意されていない様だ。
むしろ、そういう道とは真逆の道が用意されている様な気がしてならない。。
ならば、素直に、謙虚にそれを受け入れて生きていこう。。
と決めたのが、26歳でした。
その後の人生においても、鬱々して来たら、また俺は、道を外してるな。
どこで間違えたかな? ああここだ。。元に戻ろう。。と、やると鬱々が消えます。
明らめる事が、逃げるではなく 、むしろ覚悟を決めた積極的行動である場合もあるのです。
結婚より、離婚のが大変だと言いますが、チャレンジする事より、明らめる事のが難しい。
山登りの人なんかは、雪山で、頂上が見えているのに、危険だからと、明らめて下山を決断します。あれは凄い強い心です。積極的行動です。
鬱になってしまった人は、今までの生き方が、人の評価、一番が欲しくてそこに邁進していたのではないか?
魂の声を無視して生きてきたのではないか?
自分の内面に問うてみてください。。
きっとたくさんの気づきがあり、気づきと共に、楽になっていくでしょう!