心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

ダウン症の子を持つ親の気持ち

今日、テレビを見ていたら、元野球選手のラミレス選手。。

最近は、ベイスターズの監督をしていた、ラミちゃんこと、ラミレス監督です。。

 

彼の最初の長男は、ダウン症で生まれたそうです。

日本人の奥さんは、お先真っ暗。。どうしよう。。どうしたらいいんだろう。。

 

日本人は、ひと昔前は、一億総中流社会と呼ばれ、みんなと同じなのが、良い。。目立たないし、卑下することもない。。安心である。。幸福であると。。

日本人の夢見る、普通の幸福が欲しい。のモデルは、標準信仰だった。。

皆と同じであろうとし、皆と同じである事に安心感を得ていた。。

結婚して、健康な子を産み、マイカー、マイホームと、標準信仰幸福感があった時代です。

 

日本人は、元々、標準信仰が強くて、例えば、子供は五体満足で生まれるのが、標準で、幸福だと思い込んでいるから、ダウン症の子が生まれた。。という事は、標準信仰から外れた人生となり、それを、すぐには、受け入れられない。。。

それは、自分で思い込んだ、標準信仰の裏の人生、不幸感でもあるから。。

 

日本人には、そういう所が有る様に思います。。

 

しかし、ベネゼエラ生まれのラミレスさんは違ったのです。。

ダウン症の子が生まれた事に落ち込む奥さんにラミちゃんは、「ダウン症かもしれない。。ダウン症じゃないかもしれない。。そこに何の問題があるの?」

 

ラミちゃんには、どういう状態で生まれたら幸福、不幸という囚われがないのです。。

俺たちの子供が誕生した。。嬉しい。。

これこそ、自由自在の心。。真の幸福です。。

 

奥さんによると、ラミちゃんは、車に二人で乗っていると、花を食べてるダウン症の子供にでくわして、「あの子見てみろよ。。花食べてるぜ🌸」

 

もし、日本人が、そう言ったとしたら、ダウン症の子を見下し、笑い、からかう気持ちで言うだろう。。しかし、ラミちゃんは、その姿が、ホントに可愛く、微笑ましく言えている様だったと言うのです。

 

奥さんが、ダウン症の子を、できるだけ隠そうとしていたのに、ラミちゃんは、球場に連れて行き、自慢していたそうです。。可愛いだろ😍。。と。

 

その、姿に、奥さんは、自分の子供を、誇る気持ちを持てたと言います。。

 

百聞は一見にしかず。。と言う言葉がありますが、どんな言葉よりも、ダウン症の子供を、チームメイトに自慢する姿。。これだけで、チームメイトも、奥さんも、何かに気づき、生き方を変えるきっかけとなるのです。。

僕がいつも言う。。人の為に生きる前に、自分の為に生きる事。。

というのは、こういう事です。。

真の自由自在はこうだよ。。という事に気づき、それを見せる。。

それが一番、周りの人を自由自在にする。。

周りの人を幸福にするとは、まずは、自分が真の幸福を、理解する事です。。

それが自分の為に生きる事です。

ダウン症の子を産んだ奥さんは、ダウン症の子をどうするかではなく、ラミちゃんの様に、そういうことは、実は問題ではないんだよ。。という、深い囚われの無い、自由自在な心を知る。。自分の勉強。。自分の為なのです。

 

ラミちゃんは言いました。。

日本人は、ダウン症の子を持つ親にこう言う。。

可愛そう。。または、大変ですね!

 

ラミちゃん言います。。

可愛いですね❤️  これで良いと。。

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