心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

ギア変換がスムーズな身体

スポーツカーは、車高が低く、重心が低く、ミッドシップと言って、エンジンが、車体中央についてる程、いいパフォーマンスをします、。

 

前に大きなエンジンが付いてるアメ車や、後ろに大きなエンジンが乗っているポルシェなどは、重心の位置が、中心から遠い為、どうしても動きに得意な動きと、苦手な動きが出てくる。。

人間の身体も同じで、重心の位置が、身体の中心を通った身体の方が、どちらの方向にも動きやすく、しかも止まりやすい。。

当然、加速する時も、急停止する場合も、身体への負担が少ないのです。。

身体の負担が少ないイコール、内臓の負担も少ないのです。

 

人間の身体は、クルマよりも、より複雑な動きができます。。

しかし、そのいろんな動きに変換していく繋ぎが悪い身体はいい身体ではないですね!

 

例えば、座っていて立ち上がる時に腰が伸びなくて痛い。。

ずっと同じ姿勢をしていて、違う動きをしようとすると痛い。。

寝ていて起き上がる時に痛い。。

お年寄りに多いこの症状は、病院に行けば、歳のせいだ。。とか老化だと言われて終わりですが、整体的に見ると、ギア変換がスムーズでない身体です。。

 

車で言えば、ミッションの車で、ギアを変換する度に、大きな引っ掛かり音がして、力入れないと、切り替わらない。。

昔の名鉄バスが🚌そうでしたね。。

ギアを変える度に。大きな引っ掛かり音がしていました。。

それがまた良かったんですけど。。

 

人間の身体も、、いい身体とは、次の動きに移行するのがスムーズで痛みが出ない。

またはパキパキ音がしないという事です。。

動きから動きの繋がりがいい身体。。

 

それには中心が綺麗に通り、重心がいつも丹田に収まっている身体。。

その身体は、車のアイドリング状態と同じで、常に振動して揺れている身体です。。

ギアさえ入れれば、いつでも動ける身体。

 

テニスの錦織圭くんが、構えてる時、脚を動かしてリズムを取るでしょう?

あの感じです。。

ベタっと立ってしまっては、動けませんから、スポーツ選手は、止まっているが止まっていない立ち方をする。。

だから。どちらにでも動ける。

繋がりがいいのです。。

 

身体の強さは誤解され、同じ動きを反復させて、その動きの筋力をつけようとします。。

例えば、腹筋1000回とか。。

でもそういう鍛え方は、次への動きの繋がりを悪くするのです。。

その動きが、得意な身体に固まってしまうから。。それはイコール、違う動きがしにくい身体でしょ?

僕が体型を見て、やってたスポーツを当てるのも、そのスポーツをやりやすい体型をしているからです。

ですから、僕の思う理想の体操とは、次から次へと、動きを変化させていくという体操です。。

ラジオ体操は。厳密に言えば、間違えてる体操です。。

でもあーやって次から次へと、動きを変えていく運動としては、いいと思うのです。。

いろんな動きに、次から次へと変換していけるには、中心が通ってないとできないからです。。

 

ラジオ体操の様な、中心体操を考えてみようと思います。。

中心体操第一を考えてみようかと考えています。

 

筋トレなど、同じ動きをたくさん反復する鍛え方は、強さはでますが、柔軟性は無くなり、違う動きの移行しようとした時、痛みが出る身体になってしまう。。

太極拳の様に、次から次へと動きが変わっていくスムーズさが大事だし、それがスムーズである事が若さだと、言う事です。