このシリーズがお気に入りで、楽しみにしている。。という人が多いですね。。
自閉の子が元気になっていく過程に、母性本能が反応するんでしょうか?
1ヶ月ぶりぐらいですね。。
相変わらず、毎週来てくれていますよ!
だいぶ良いですね。。
動きも活発になって来たし、お母さんに目を合わそうと、正面に立って、目を合わせてくるそうです。
最近は、駐車場から、自分で車降りて、自分で歩いて入って来ますよ!
施術中も、以前は、黙ってじっとしていましたが、最近は、ブツブツ何か言いながら、興味がある物を見つけると、立ち上がって取りに行き、持ち帰ってくる様になりました。。
時々、イチバンとか、ワンワンとか、意味が通る言葉も言う様になりました。
まだ会話は成立していません。。
お母さんに聞いたんです。
「だいぶん良い感じがするんだけど、気の流れも良いし、便秘も治って来たでしょ? 上の2人のお姉さんと比べて、何が違う?」
お母さん「やっぱり、喋れない事と、こだわりが強いですね」
俺「こだわりが強いって例えばどんな事?」
お母さん「手を洗わそうとして、袖をまくるんですけど、それが嫌みたいで、すぐ自分で戻してしまうんです」
おう。。そう言う感じかあ。。なるほど。。
自分のルーティンを崩されたく無いんだな?
それは、良いヒントになる。。
これは、大人でも理屈っぽい人の特徴としてあるんです。。
整体では、動物占いの様に、大まかに10種類のタイプがあって、生まれつき皆さんどれかに属しています。。
生まれ持った、宿命とも言えるもので、性格とかというよりは、体内の気の流れ方の特徴です。。
1番の人は、上下型一種といいまして、理屈が好きで、理屈が通らない事は嫌いだし、理屈が通ればスッキリするタイプです。。
このタイプの人は、他のタイプに比べて、大脳をよく使うタイプ。。
大学の教授や、研究者の様に、身体を使って、身体で覚えようというより、研究好き、理論好きです。。
頭がいいので、話が面白い人が多い。。
ただ、このタイプの人は、こだわりが強い場合が多く、自分のルーティン。。自分のペースを崩されるのが大嫌い。。
そのため集団生活が苦手で、教授や研究者の様に、一人でできる仕事を好みます。。
僕の仲良くしてもらってる、床屋の先輩も、解りやすい一種で、非常にマイペース。。
話が面白い。。これが床屋に向いているのです。。
しかし、自分の興味のない話には乗ってこない。。
自分の好きな話では、非常に雄弁になる。。
マイペースで、自分のルーティンを崩されるのが大嫌い。。
1日を決まった順序で完結させます。。
自己完結する仕事向きです。。
ねっ。。自閉の子の特徴とよく似ています。。
ここから何がわかるかというと、やはり、こだわりが強く、ルーティンを大事にするというのは、大脳にエネルギーが集まり過ぎているという事です。。
こだわりは、言い換えれば囚われとなります。
囚われとは、執着です。。執着とは依存です。。
つまり、腹が座っていない浮き足立った状態では、何かに捕まりたくなる。。
それが依存であり、こだわりになります。
逆に、機嫌が良くて余裕のある時は、細かい事が気にならないでしょう?
私達大人でも、鬱や、過呼吸になると、大脳にエネルギーが集まり過ぎて、潔癖症の様になるのです。。
これもこだわりですね!
だから、やはり自閉の子とは、大脳に集まり過ぎるエネルギーが、下半身に回る様な身体にする必要があるのです。
腕をまくるという事は、やる気を出す。。という時にやる行為です。。
身体の中心に、力が入りにくい自閉の子には、この、腕をまくられる。。という行為が、やる気を出しなさい。。という感じに感じていて、それを拒否してるのかもしれないですね!