女性の方で、頭皮がフケの様に剥がれて、時に浸出液が出る。。
そういう方が、今多い様です
病院に行くと、脂漏性皮膚炎と診断されるようです。。
マラセチアという真菌カビが繁殖します。
ここで、何故、必要以上に脂が出てしまうのか?
色々調べてみて、まあ、こういう事だろう。。という答えが出たのです、お伝えしておきます。。
今、タモリ式入浴法が、芸能人の中でも流行っている様です。。
つまり、お風呂に入っても、お風呂の水で、自然に流れ落ちる垢以外は、身体に。皮膚にとって必要なものであるから、ゴシゴシ擦りとってはいけない。。
という考え方です。。
女性の間では、肌断食という言葉で、皮膚にできるだけ何も塗らない。。保湿もしない。。
化粧を、クレンジングして擦り落とさない。。
という化粧の仕方が一部流行っています。。
これも、肌の表皮、角層は、必要なものだった。。という認識です。
私達は、表皮の上層部にある、死んだ角質細胞と、それを接着させる、細胞間脂質でできる角層を、天然の保湿層である事を知らずに、垢だと考えて、界面活性剤入りのシャンプーや石鹸で、削り取るのが、綺麗にする事だと、長い間考えて来た。。
というより、騙されて来たとも言える訳です。。
本当は、タモリの様に、擦らなくても、水洗いで落ちてしまうものだけが、要らない垢であり、水で洗い落ちない、表皮の角層は、死んでいますが、見事に天然の保湿機能であり、バリア機能を果たしているのです。。
その上にできる皮脂膜は、角層の1%の保湿力しかないそうです。
その天然の保湿層、角層があるからこそ、その表面の本当に、もういらなくなった垢と、皮脂と、汗を混ぜて、そこに常在菌が、働きかけて、脂を酸化させる事で、弱酸性を保っている。
常在菌のお陰で、皮膚上に、雑菌やカビが繁殖するのを防いでいる訳です。
表皮の角層を、削り取る行為。。
①それは、天然の水と脂で構成されている、角層を、界面活性剤入りのシャンプー、石鹸で、溶かして擦り取る行為。。
シャンプーには、防腐剤も入っているので、常在菌も死んでしまう。。
そこでカビが繁殖する。。
②化粧や保湿剤を顔に塗り、それを落とす時に角質層を、削り取る行為。。
③または、保湿クリーム、保湿剤を塗る事でも、水と脂で構成された、角層を壊してしまう。。結果、乾燥肌になる。。外からの保湿に肌は弱い事を知ってください。。
赤ちゃんのおむつかぶれで解る通り。。
だから、肌に保湿は良くないんです。。本当は。。
アトピー性皮膚炎を治すには、今や、脱保湿は必須です。。
角層を壊せば、その上に乗っかる垢の層や、皮脂膜が正常にできない。。
つまり常在菌が住めないのです。
常在菌がいるから、皮膚表面を正常な状態に保てるのです。。
角層が削り取られた皮膚では、緊急で保湿力、バリア機能を高める為に、脂を過剰に出す。。
それは脂汗と同じです。。
脂は出すが、常在菌がいない為、脂が分解されない。。
そこで、出過ぎた脂は、そのまま過酸化脂質となり、腐る。。
角層が破壊され、肌に浸透。。炎症が起き、メラニンが増える。。
ではどうすれば良いのか?
①お風呂に入らない文化の国には、アトピー性皮膚炎がいないというのです。。
つまり、日本人は、洗いすぎです。タモリさんに見習いましょう。。。
福山雅治も。ガクトもやってますよ!
水洗いで落ちないものは、まだ必要だという事です。
汚くないのです。。
②頭を洗ったら、必ず乾かそう。。
皮膚は外からの水に弱いのです。。溶かされてしまうんです。
何故なら、角層は、水と脂でできているからです。。
つまりオイルにも弱い。。
③髪型を、風通しのいい髪型に変えよう。。
これは保湿効果をなくすという事です。
髪の毛が多いと、脂が出やすいので、短めにしよう。。
本来脂は、髪の毛の保護で出てくるのです。
④皮膚のターンオーバーを促す、タンパク質をたくさん取ろう。同時に糖質を減らし、糖質中毒から脱出しよう。。
皮膚を老化させるのは、糖化。。つまり糖質過剰です。
そして、何より、肌のターンオーバーが強くなる身体にする事です。
それはやはり、整体で、姿勢を良くして、深い呼吸ができる身体にする事であり、それを維持する為に、良く歩く事です。。
汗をかいて日に当たる。。
紫外線に当たらないと、皮膚は綺麗になりません。
化粧品塗りすぎの、薄い皮膚に紫外線が当たるから、良くないだけです。
子供は夏、真っ黒になり、秋、真っ白になる。
それが正常な肌です。