今回は、以前、ブログでお話しした、藤川理論、、要は栄養療法でなんでも治る。。
という乱暴な理論だが、全くのデタラメでもない所が、扱いが難しい所です。。
YouTubeで閲覧していたら、あるお母さんが、自分の発達障害の男の子を、藤川徳美氏の藤川理論によって、栄養療法で、治そうとしていて、それを半年やってみた効果の報告動画を見つけました。。
藤川徳美氏は、名前が女性ぽいですが、男性です。。
この本を参考にして、この本に沿って、実行している様です。。
この本の内容には、自閉の子に足りていない栄養素として。。
①鉄
②ビタミンB C D E
③タンパク質 プロテイン
だと言う。。
それを充分に与えてあげれば、改善すると言うのだが。。
特に、藤川徳美氏は、脳神経に問題がある場合、。必ず鉄が足りないと言います。。
それでキレート鉄という、吸収しやすい鉄を取る様にという事。。
この動画の中では、半年での変化を述べてくれていますが、劇的な変化は無いが、効果はある様だ。。と言ってます。。
良くなってきた効果として。
①コミュニケーション能力 他人に興味を持たない特徴がある自閉の子ですが、他人に質問する様になったそうです。
②アイコンタクトが増えた。。
人に興味が無いので、人と目を合わさない特徴があるのが自閉の子ですが、アイコンタクトが増えたそうです。
③体幹がしっかりしてきた。。
当院で出来ることもこれです。。
体幹のバランス感覚が優れてこれば、脳の機能は上がります。
④こだわり減り、言葉が柔軟になった。。
こだわりが強いのは、頑固な人と同じで、頭脳が硬い状態だとこだわりが強くなり、強情になります。体幹ができて、脳が柔軟になると、こだわりは減ります。
⑤新たな事にきょうみを持ち、絵を描いて見せてくれる様になった。。
体幹のしっかりしていない自閉の子は、平衡感覚が弱く、よって、不器用なのです。。
それで、手先を細かく使う動作を嫌がります。
体幹ができてくると、バランス感覚が良くなり、手首が柔らかくなるので手先が自由に動く様になります。。
それで新しい事にチャレンジしたくなる。。
それでできた物を、親に見せに行くようになります。