今日は、4歳の女の子が、肩が巻き込んでいるのが気になる。。と、おばあちゃんが連れてきてくれました。。
小さい子供あるあるなんですけど、猫背で、肩が巻き込んでいる場合が多いですね。。
理由は簡単で、いつもお馴染みの下の写真です。。
子供のほとんどは、左の様な状態です。
まだ足腰が出来上がって上がっていませんから、骨盤が後屈して緩んでいる場合が多く、そう
すると、腰の反りができないから、胸を張る力も出てこない。。
この力は拮抗バランスなんです。
大人でも、猫背を指摘されて、無理矢理背筋を伸ばそうとしている人がいますが、それは筋肉を無理矢理緊張させて、背筋を伸ばしているわけで、ずっとできる訳じゃない。。
子供に対しても、子供の猫背が気になり、「背筋を伸ばしなさい」と、しかりつける様子を見ますが、それは間違いです。
足腰の力が弱いのです。
だから下腹に力が入らないから、骨盤が前傾しないんです。
骨盤が前傾しないから、胸も張れないのです。
まずは足腰を創る事が先です。。
腰の反りを創る事が大事。。
小学生の場合。。陸上など、走るスポーツをやると、反りができ易い。
足腰ができて、下腹に力が入る様になると、自然と骨盤が締まり前傾して、そのバランスで、胸が自然と張り、肩が後ろに回ってきます。。腰に力が出てくると、腰に肩周りのユニットが、腰に乗っかっている感じがするはずです。
そこに無理に胸を張る。。という努力は無用です。
今日の女の子も、骨盤の後屈を正して、骨盤の左右バランスを整えてあげると、肩が後ろに回ってきました。。
おばあちゃん👵も、「あっ。。肩が後ろに来てる」と、びっくり顔。。
あと、首の歪み、頭蓋骨の歪みを調整しました。。
すると自然と胸は張り出してきます。。
いい姿勢になりました。。
おばあちゃん👵は、この子がアヒル座りするのがいけないんでしょうか?
と言いますが、女の子の正座時のアヒル座りは、女性の骨盤、股関節の構造上、致し方ないとも言えます。
勿論、やらない方がいいのですが、女性はアヒル座りが楽ですから。。
男性は逆にアヒル座りはきつい。。
骨盤の歪みから、歩き方も少し変だったのですが、調整後は、歩き方も正常になりました。