整体に来る人は、よく脚がつります。。
何故つるのでしょうか?
整体に来る人は、骨盤が後屈して、つまり後ろに倒れて開き、その開き方にも左右差があり、開きの大きい方に。重心が移動してしまう。
腰のアーチがなくなり、腰の反りがなくなり、猫背、あるいは反り腰になっていきます。。
反り腰も、猫背も、同様に、骨盤は後屈して、開いているのです。
そうなると、下の図の様に、股関節が内旋して、膝も内旋してくるんです。。
O脚は、外旋ではないのか?
と、思う方もいるでしょうが、脚の老化は、股関節、膝の内旋です。
内旋しながらO脚になるのです。
すると、足首は、バランスを取るため、外反扁平足になっていきます。
踵が外側に倒れるんです。
時々内側に倒れてる人もいます。
するとどうでしょう。。
正常な足と、外反扁平足を比べてみましょう。。
ふくらはぎは、アキレス腱に付いていて、アキレス腱は、踵に付いています。。
つまり、骨盤が後屈ー股関節内旋ー足首外反扁平足。。の、順に歪む。
こうなると、正常な足首で必要な、アキレス腱の長さより、長い距離が必要であります。。
という事は、いつもアキレス腱は、引き伸ばされながら歩いている。。
それが、休憩した時、急激に縮もうとする。。
それがつる。。です。。
ではつらない様にするにはどうしたらいいか?
それは骨盤を締め、腰の反りを作り、骨盤を前傾させる。
骨盤が前傾すれば、股関節。膝は外旋します。
外旋すれば、足首は、真っ直ぐになり、土踏まずにアーチができます。
そして正常な足では、実は、歩く時、膝下の内側が使われて、アキレス腱、ふくらはぎは、補助的にしか動きません。。
正しく歩けてる人は、アキレス腱が細いが、正しく歩けていない人は、アキレス腱が太い。。
アキレス腱の太い人は、つりやすい。。
アキレス腱を使いすぎているのです。
病院では、水分不足だとか、マグネシウム不足だと言いますが、それは理由の一つでしかない。。
アキレス腱をメインで使う歩き方、、それは、地面を蹴る様な歩き方。。
後ろの高い運動靴で、腕を大きく振り、体を捻転して歩いているパワーウオーキング。。
あれがいけません。。
正しい歩き方。。
捻らず、溜めず、蹴らずです。。
重心移動で歩くのです。
重心移動の歩き方。。