心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

動かして治す?動かさずに治す?

骨折したり、肉離れ、靭帯断裂などが起きると、病院では、ギブスで固定。。絶対安静だと言うんですね。。

僕は、ある程度くっついてきたら、動かしながら治すと言う方針です。

 

例えば、以前、手首を骨折した美容師さんが、病院でギブス。。絶対動かすな。。と言われたそうです。それで、美容師の仕事も休んで、手首を、一切動かさなかったら、腕が痺れてきたと言うのです。

それで紹介で当院へ来たのです。。

もう、骨折もほぼくっついているのだそうです。

なのに何故動かしてはいけないのか?

僕は、ギブスを外してもらい、手首を観察すると、動かさないから関節が錆び付いて、しかも手首関節が捻れていたんです。。それで痺れる。

動かなければ、血の🩸出入りも悪くなるでしょ?

 

「お客さん、動かさないから、手首が動かない手首、動かさなくていい手首になっちゃったんです。今から元に戻します」

お客さん「え、動かすな。。と言われてるんですけど、動かしていいんですか?」

「いいに決まってるでしょう!動かさなきゃ治らないんですよ。。」

僕は、手首を揺らして、正しい位置に矯正しました。。硬直した手首の靭帯、筋肉を緩めました。。

それでお客さんに、「はい、動かしてみて」

お客さん「あれ。。動く〜。。痛みも痺れもない。。嘘みたい。。動かして良かったんですね〜」

このお客さんは、次の日から、仕事に戻ったそうです。

 

また、うちの母親。。今、2回目の圧迫骨折で苦しんでいます。。

俺は、親父にも、ある程度くっついてきたら、動かしていかないと骨が変形して、歩き方がおかしくなる。。と、動いて治す事を勧めるのですが、親父の弟は開業医で、整形外科です。。

いつも親父は弟に電話して、聞くんですね。。

俺の助言より、いつも弟を信じる。。

ここは悲しいですが、😢仕方ないですね。。

昔の人は、医者が絶対ですから。。

開業医の弟さんは、やはり動かすな。。と言うんですね。。

それで親父は動かさないで治す。。と、決めているんです。

俺にも動かすな。。整体するな。。と言うんです。

 

僕も親父がいる時には、母親に触れませんが、親父がいない時に、母親にさわると、普通に歩いて主婦業をしていた時より、明らかに、身体が歪んできていて、歩き方もおかしくなってっきてるんです。人間は動く事で姿勢をリセットしてるんです。

寝たきりでは歪んでいきます。。座りっぱなしもそうです。

それで、僕が毎日、軽く、リハビリして、身体の基本的な動きが、失われないようにしているんです。動かしてるんです。

それで、まだ痛みはありますが、だいぶ普通に歩けるようになりました。。

僕がリハビリしてなかったら、多分、今でも歩くのが痛くてしょうがない状態だったと思います。

医者の言うように、動かさずに治す、。と、変形した状態でくっついてしまう為、それでリハビリが必要になるのですが、変形してしまった骨格を治すこともせずに、即リハビリですから。。

それは非効率でしょ? だから治らない。。変形してからリハビリではなくて、変形しないようにくっつけてやれば、リハビリは要らないんじゃないですか?

 

このように、病院の、骨折をくっつける整形外科医と、リハビリをする理学療法士との仕事が分かれてるからこうなるんですね。。無責任が生まれるんです。

もし、整形外科医が、リハビリまで責任持って、1人で完結するスタイルなら、きっと、動かして治すと思うんです。

病院は政治の世界と同じで、縦割りで、部署が分かれすぎている。。

それが問題なんです。