心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

先生、睡眠薬辞めれました。

今、重度の不眠症のおばちゃんが通っています。

何年も、睡眠薬を飲まないと、一切寝れないと、毎日睡眠薬を飲んでいるそうです。。

当院には不眠症の人はたくさん来ますが、睡眠薬に頼っている人の体は、そうでない人と全く違うのです。

 

睡眠薬漬けのお客さんの身体は、例えが悪いですが、干からびたゴムの様に、筋肉が伸びも縮みもしないんです。。

これは、当然血管もそうなっているだろうし、動脈硬化が起きてる訳です。

呼吸と供に、血管も筋肉も、脳も、伸縮しない体になってしまってまっいるのです。

これでは寝れるはずがないのです。

寝るとは無心になる事です。

瞑想でも、🧘‍♂️無心に至るには、深くてゆったりした呼吸にならないと無心にならない。。つまり寝れないのです。

睡眠薬を飲んでる人は。下の図で言うと、黄色い所。。

後頭骨と、仙骨が、固く飛び出ています。。

尖っている様に感じます。

 

これは、交感神経が興奮し続けて、リラックスできていないという身体の状態です。

尚、肩甲骨の間辺りの青い丸の部分の背中が、ランドセル🎒でも背負ってる様に、盛り上がり、肩が巻きこみ、猫背になっています。

これは、いつも胸から上が緊張し続けている状態を示します。

のぼせ続けて興奮し続けているのです。。不安症です。

オンオフが効かないエアコンの様な状態。。

一度オンになったら、横になっもオフにならない。。

副交感神経に移らないのです。

だから、横になっても、腰が浮いてる感じがして違和感がある。。仰向けで寝にくい。。

 

睡眠薬とは、オンのままで強制的に、眠らせる成分です。。

これでは自律神経はぶち壊れてしまうんです。

不眠症は、多くの場合、不安症の人が、頭から不安が離れず、同じ事をぐるぐる考え続けてしまう興奮で寝れないのです。

 

ですから、不安症の人の不眠症を治すには段階があります。

①寝れる身体にする事。。

これは僕に任せておけば良い

 

②不安症の思考パターンを変えていく事。。

心配性は治りません、しかし、ちょっとした価値観の変更で、心配性で寝れないモードからの脱出は可能です。

 

③睡眠薬をやめて、離脱症状に耐える事。

睡眠薬をやめると、しばらく寝れません。

そこを耐えて経過させて、薬無しで寝れる経験の繰り返しが大事です。

 

さあ、このおばさん。。前回来た時に、身体を見ると、寝れる体になっていたので、「寝れたでしょ?もう寝れる身体だよ!」

いえ、寝れそうだけど寝れないので、薬飲んじゃいます。。

「あっそう。身体はもう寝れる身体になってるからね。。後は、薬を飲まないと寝れないという思い込みの解除、不安解除と、脳が薬依存症になっているから、依存症からの離脱だね」

と言って、施術をして返したんです。

 

で、今日、来店してすぐ、「先生、🧑‍🏫今週は、睡眠薬飲んでいません。。よくは寝てないけど、寝れる様になって来ています。先日先生が、もう。身体は寝れる体になってるよ!と、言われたのがすごく響いて、覚悟が決まったというか。。真剣に薬を手放し、そして先生が言われる様に、寝れなかったら寝れなかったでいいわ。。身体はもう寝れる身体になっているんだから、いつか寝れるだろ。。という、いい意味で諦めの気持ちができる様になってきたのも良いと思います。」

そうだね。その調子だよ。

当院に通ってれば、来る度寝れる身体になっていくのは間違いないから。。それを信じて、薬からの離脱。。寝れなかったらどうしよう。。じゃなくて、寝れないなら寝れないでいいわ。

明日仕事のがある訳じゃないし。。死ぬ訳でもない。。といういい意味で明らめの思考。

また、年取ったら睡眠時間短くなるの当たり前。。2時間しか寝れなくても、その2時間深い熟睡ができれば問題無し。

「先生、確かに、短い時間しか寝れてないんですけど、割と大丈夫なんです。身体が寝れる身体になってるから、深く寝れてるんですか?」そういう事です。

それをやっていきましょう。。

そしたら寝れる様になります。