75歳も超えて来ると、足首が浮腫んじゃって、ものすごく太く、靴下の跡が付き、靴下を脱いでも、靴下🧦のゴムの跡が消えない。。
足首は殆ど、動きを失っている。
下の図の様に、若い、いい身体の人は、腰に反りがあり、お尻にもアーチがあり、ふくらはぎにもアーチがあり、アキレス腱にもアーチがある。。そして土踏まずにもアーチがある。。
これだけ身体の中にバネがあり、そのバネがポンプ作用もするわけだから、浮腫みにくい。。
しかし。お年寄りになると、猫背で腰のアーチがなくなり、お尻も垂れ下がりアーチがなくなり、そのバランスを取るために、膝が前に出てくる。。膝でアーチを造るんです。
ふくらはぎのアーチ、アキレス腱のアーチもなくなり、足裏も扁平足、そして、足首の前側にアーチができている。。
この形では、足首は、歩く度に、ポンプ作用が働かない。。
だから、足首に水が溜まり、浮腫んでくる。。太くなる。
中には、足の裏にまで水が溜まっている人もいます。
僕の親父も、いつも足首が浮腫んでいて、靴下を脱いでも、ずっとゴムの跡が消えないんです。
足首も太く、柔らかく動かない。これでは足首が、井戸ポンプのレバーの役割を果たしません。
でもね!。
こういう高齢者は、アキレス腱にアーチを作ってやると、ポンプ作用がある程度復活して、浮腫が消え、身体全体の水に循環が良くなる為、元気になるんです。
実は、昨日丁度、親父を整体したんです。
やった事は、アキレス腱を緩め、アキレス腱のアーチを創り、足首の底屈、背屈の動きを滑らかにしました。。
昨日は、調子悪そうでしたが、今日見たら、声も良く出てたし、ゴミ袋を、ちょっと遠いゴミ捨て場まで、持ってっ行ってたし、僕にもご機嫌良く話しかけてきたんです。
高齢者は、足首のアキレス腱を緩めてやる事。。
アキレス腱を緩めると、足首が動きやすくなる。。動きやすくなった足首を、動かしていくと、柔らかくなり、ポンプ作用で浮腫みが消えてきます。。
アキレス腱を摘んだ状態で足首を動かしていくと、少しずつアキレス腱が柔らかくなり、アーチができてきます。
ちょっと素人さんには難しいです!
上手にやれると10分ぐらいあれば、若者の様な足首になります。。
時間がない時でも、アキレス腱整体ができれば、高齢者の両親は楽にしてあげられます。