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川村整体ブログ 

膝を曲げると股関節が外旋する

何日か前に、膝を伸ばした前屈は、日本人の身体の使い方としては、間違い。。と言うブログを書いたが、古武術の本をAmazonで購入して見ていると、同じ事を書いている人がいたので紹介しておきます。

 

写真の図の様に、膝を伸ばしたままだと、膝が内旋して、親指に体重が乗る。。

この状態では、股関節が外旋しない為、股関節の外旋に伴い、骨盤が前傾する動きを妨げ、骨盤前傾しない為、腰から前屈するしかなく、腰が丸くなり、手が下につかない。。

左の様に、膝を曲げた状態で前屈すると、膝が外旋して、体重が小指に乗る為、小指に体重が乗る事で、股関節が外旋して、外旋した股関節の連動で骨盤が前傾する為、左の図の様に、股関節から折れ曲がる様な姿勢となり、手が床につく。。

 

これは開脚前屈でも同じ事が言えて、骨盤が後屈している日本人の場合。。

膝を伸ばしたままの前屈は、股関節も骨盤も折れ曲がらないのです。

膝を少し曲げるから、内股に力が乗り、小指に体重が乗ることで、膝が外旋して股関節も外旋する。。

その股関節の外旋の力で、骨盤が前傾する。。

左の図です。

日本のすり足文化。。袴文化は、全て膝を曲げて動くのです。

それが日本人の動きです。

 

膝を曲げて前屈するのはズル?。。とか、膝を曲げて開脚前屈するのはズル?とか、それは間違いです。