心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

肛門が怠いんですけど。。

60代女性。。常連さま。。肛門が怠い。。と、告白してくれました。。

肛門が怠いなら骨盤底筋を鍛えれば良い?

今はそう思う人が多いんでしょうね!

 

こちらの女性も、ヨガでそういう指導を受けた様です。

弱った筋肉は、鍛えれば良い?

この発想は間違いです。

 

筋肉の異常とは、機能不全なのであって、縮むべき時に縮めず、伸びるべき時に伸びない。。

臨機応変が効かない筋肉になっているというのが問題なのです。

つまり筋肉や関節が、呼吸と連動してないという事です。

 

運動神経の悪い子と、運動神経の良い子の運動事の動きが全然違うでしょう?

あの、筋肉の質の差を、鍛えたかどうか?で、測ってはいけません。。

繋がりが良いか悪いかなんです。

 

武術の世界では、トップクラスの人は、幼少時、運動神経が悪かった人が多いんです。

これは、運動能力が低くても、連動性、統一性を、作っていけば、統一性のない、運動能力の高い人より、良い動きができる様になるという証拠です。

身体は、連動性、統一性なのです。。

元気な身体とは、連動性のある身体です。それが整体です。

 

機能するかどうか。。それは同時に、全身の筋肉、関節が、脳の🧠平行機構と共に、連動して動けるか?どうかなんです。

全身を連動させて動くには、脱力が必要です。。

脱力しないと繋がらない。。

 

プロ野球選手は、ピッチャーは、軽く投げている様に見えるし、バッターは軽く振っている様に見える。。

あれは、全身を連動させるには、8割の力で動いた方が良い。。と、体験的に知っているからです。

全力で動くと、バラバラになる、。怪我をする。。

 

例えば、肛門がだるいのは、骨盤底筋が緩んだからだ。。と、骨盤底筋だけを鍛える様な運動をすれば、その部分を固めてしまい、他の筋肉や関節、脳🧠との連動性、統一性を切ってしまうんです。

 

そうなると、筋肉が、部分部分でバラバラに動くようになり、硬い動き、無理な動きとなり、身体中のバランスが崩れ、緊張してる筋肉は常に緊張して。。緩んでいる筋肉はいつも緩んでいる。。

バランスが悪い身体。。

つまり、常に一部の筋肉しか動かない体。。

いつも動いている緊張した筋肉も、その筋肉に引っ張られいつも伸ばされ続ける筋肉も、

必要のない過労状態が続くのです。

ふくらはぎが攣る人も、統一性の無い動きをする事で、ふくらはぎが無駄な過労状態で、いつも動かされているから。。

そして、ふくらはぎが、正しく動かないから、第二の心臓に役割を果たす事ができない。。

だから心臓🫀の負担が増すんです。

 

そして、休憩時に、伸ばされ続けた筋肉が縮もうとするのです。攣るとはそういう事。

 

鍛えるという発想は、その部分だけ固めて、他の部位との連動性を切り取ってしまう行為です。

部分ストレッチも同様です。

ストレッチでからだが柔らかくなるでしょうか?

ストレッチで、部分だけ伸ばす様な行為は、他の筋肉との連動性を切り、動きがバラバラな身体は、危険なので、身体を、逆に硬くして、関節をロックさせて体を防御するんです。

 

だから、中高年以降。。筋トレ、ストレッチは辞めて、統一体操をする事。。

先日、肩甲骨剥がしのブログと動画を上げましたが、骨盤底筋剥がし。。というのも流行っているみたい。。

これも、動画を見てみると、骨盤底筋を無理矢理剥がす様なメソッドですね!

そうじゃない。。

肩甲骨が剥がれないのも、骨盤底筋が剥がれないのも、上半身と、下半身がバラバラだからです。

上半身と下半身、右半身と左半身を繋げる。。呼吸と繋げる統一体操。。

僕の教える体操は全て統一性を取り戻す体操です。

 

肛門が怠いのも、ふくらはぎが攣るのも、身体がバラバラに動いていて、連動性が無いから、筋肉がしなやかに呼吸しないのです。。

筋肉が動く事も、呼吸の一部です。。

そう思えば、筋肉を鍛えるとは、呼吸を鍛える😮‍💨って事でしょう?

可笑しい😂と、思いませんか?

 

肛門は心臓なんです。。

心臓が弱る体をしているんです。

心臓が弱るのは、高血圧や動脈硬化でしょう。。

高血圧や、動脈硬化になるのも、やはり腎臓が、水を排泄できない。。綺麗にできないからです。

すると、汚い、大量な、血液が心臓に出入りするのは負担でしょ?

血管も硬く流れにくい。。

血管も呼吸しているのです。

統一性のある体は、全身に呼吸が入る。。

血管にも入るんです。

全身が連動して呼吸する身体は、筋肉がポンプになるので、心臓に負担が来ない。。

つまり、肛門にも負担がこないんです。

ねっ。。

 

からだが弱ったから、鍛えれば良い。。この発想は辞めてください。