先生に聴きたかったんですけど。。
何故、踵がガサガサなるんですか?
これは、踵に体重が乗りすぎて、アキレス腱からふくらはぎ🦵、背中の筋肉の伸び縮みが少ないから。。
冬は乾燥の季節だから、致し方ないが。。冬は。寒さで、胸を縮め、首をすくめて、猫背で、踵に体重を乗せて、夏と比べて小股で歩いているんです。。
皆さんも、外を歩きくとき、胸を張って、大股で歩いてみた時と、胸を縮めてポケットに手をつっこんで、小股で歩いてみた時。。
猫背だと、踵とアキレス腱が動いていない事に気づくでしょう?
人間の肌も粘膜も、呼吸が入っているから代謝できるんです。
踵がガサガサになると言う事は、踵の代謝が起きていないと言う事。。
踵が呼吸していないという事です。。
踵が呼吸していないと言う事は、アキレス腱も、ふくらはぎも、ハムストリングも、背中の筋肉も、後頭部の筋肉も。。呼吸していないと言う事です。。
老荘思想で有名な荘子さんは、こう言い残しています。。
「聖人は、踵で呼吸するが、凡人は喉で呼吸する」。。と。。
どういう意図で言ったのかは、本人に聞いた訳じゃないので分かりませんが。。
整体師としての経験から、喉や胸で呼吸したり、腹式呼吸にこだわり過ぎて、下腹で呼吸しようとしても、それは聖人の呼吸ではない。。と。。
聖人。。真人とも言うが、無心であるがまま、。囚われのない人は、踵で呼吸している物だよ。。と。。
そういう事です。。
踵で呼吸?
これは、人間の呼吸とは、肺で🫁呼吸する前に、骨が宇宙の波動と共鳴して呼吸しているのです。心臓が勝手に動いているでしょう?
腰椎5番と言う骨が中心となり、前後に揺らいでいる。。
腰椎5番の揺らぎは、無心であればあるほど、動きが良い。。
その腰椎5番の前後への揺らぎが伝播し、仙骨、骨盤を前後に動かし、脚を左右前後に動かす。。つまり歩く動きになっていく。。
腰椎5番は、背中側の筋肉を、伸縮させる働きがあるんです。。
歩く骨であり、運動の骨であると同時に、無心呼吸の骨です。
胸を張って、少し大股に歩くと、背中側の筋肉が、よく動きます。。
イライラしてる時に、歩きに出ると、落ち着くのは、歩くと、体の背中側の筋肉が伸び縮みして、腰椎5番を活性化する。。すると無心になってきて、無心の呼吸、無心の歩き方になってくる。。
心も体も整うのです。。
僕がいつも、正しく歩くことは、整体そのものです。。と言う理由です。
歩く事とは、健康の手段ではないのです。
神さまに与えられた、無心への誘導メソッド。。歩行禅です。。
無心の呼吸に至った時、踵アキレス腱は、よく伸縮し、踵から吸い上げた地のエネルギーを、背骨を通じて昇華して、足の裏から吐き出す。。
足(踵)は、肺より無心な呼吸器なのです。。
お年寄りが、足首が硬くなると、肺炎になる理由です。。踵が呼吸しなければ、肺も呼吸できません。。踵に体重が乗り、猫背。。
冬はお年寄りの様な姿勢になりがち。。
足首の柔らかさは、無心であればあるほど良い訳です。。
鍛えたり、ストレッチじゃないんです。。
正しく歩くこと。。これほどの歩行禅はないのです。
川村整体のYouTubeに、正しい歩き方シリーズがあるから。。見て勉強してください。。
ただがむしゃらに歩いても、歩行禅にはなりません。。
呼吸が深くならないんです。。
肺活量が増える事とは違うんです。
足首が柔らかい事。。アキレス腱が良く動く事。。
冬は、猫背にならず、胸を張って、自分が帆船🚢になった様に。。
後ろから風に押されて歩くようなイメージで、歩いてみよう。。
その時、足首はよく動いています。。
この下の図。。膀胱経絡のラインを伸縮させるんです。。
足は小指に繋がっているでしょう?
僕がいつも言う話です。
踵の次は、小指薬指に体重を乗せる。。
でないと、背中が呼吸しないからです。
皆さんは、踵から親指に体重を乗せ、母指球で蹴って歩いてるんです。。
それでは背中が動かない。。
背中が動かなきゃ、背骨も動かない。。だから整体にならない。。
歩く時は、踵から薬指、小指、親指です。小指を通過しなきゃ、背骨は動かない。。