心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

どうやったら女にモテますか?

私達は、女の子にモテる為に、または信頼を得る為に、また、宗教をやってる人は、徳を積む為に。。と、効果を狙って行動しがち。。

しかし、狙って行う行動は、打算的で美しくない。。

 

それを続ければ続けるほど、嘘くさくなるんです。。

 

高校生の時、親友のM君がいました。。

彼は、本当に女の子にモテるんです。。

なんでこんなにモテるんだろ?

僕は彼に聴いたんです。。「どうやったらおまえみたいに女の子にモテる様になるの?」

M君は言いました。。

「チッ!。お前みたいな質問してくる奴が一番モテないんだよ。。どうやったら女にモテるなんて方法無いんだよ。。自分を磨く事だよ!自分を磨いておれば、勝手にモテるよ!」

絶句。。。高校生とは思えない哲学的解答。。

しかし、成程。。と、妙に心に突き刺さったんです。。

それから僕は、自分を磨く事を始めました。。

残念ながら、女の子は集まって来なかったけど。。なるほど、男子が僕に興味を持って、集まって来ましたね!

なるほど、こういうものだな。。

人は磨かれてるものに惹かれるんだな。。

だから女性は、ダイヤモンドが好きなのかも知れない。。

 

これは、僕のいつも言う、自分の為に生きる。。と言う事と繋がります。。

自分を磨いておれば、隣人も磨かれていくんです。

磨かれたくて、本能的に集まって来る。。

それがM君の言う、モテる!と言う事だったんです。。

 

高校生とは思えない。。ほんまに。。

これは、信頼を得ることもそうです。。

例えば、先日昔通っていた女性のお客さんから電話があり、「先生、知人がギックリ腰です。。お願いできませんか?」

ちょっと、今日明日は無理だよ!空いて無いんだ。。

「じゃあいつなら空いてますか。」

俺「いつならって。。ギックリ腰なんだから、今日、どこかの整体に行きなよ!整体師にとってギックリ腰は簡単だよ。。ギックリ腰治せない整体師なんかいないから。。」

「でも、先生みたいに信頼できる先生他に知らないんです!」

へえ。。俺、信頼されてるねえ。。

この女性のお客さんには、どちらかと言うと、ちょっと自分勝手なので、きつい物言いをして来たし、むしろ嫌われてるんじゃないか?。。と、思っていたんだけど。。

僕の、実直で裏表が無いというスタイルが、勝手に信頼を得ている訳です。。

僕は、自分の為に生きています。。

信頼を得ようとも思わないし、お客さんを増やそうとも、お金儲けしようとも思っていません。。

ただ自分の為に生きる、、それが隣人の為にもなっている生き方、自利利他が一番良いと。。

当院に来てるお客さんは、僕の事を、かなり信頼してくれている事を感じます。。

しかし、これは狙ったものでは無いのです。。

 

ブログの内容もそうです。。僕が書きたい事を書いてるだけ。。

このブログで、収益化する気もなければ、このブログで客寄せする気もない。。

ただ書きたい事を書き、縁あって読んだ人の心が、磨かれるきっかけになれば幸い、。

そう思っています。。

だからこそ、先生のブログは面白いと、遠方から予約が入り、びっくりしてるんです。

これも、M君のおかげです。。

「自分を磨いていれば良いんだ。。モテる方法なんか無いよ!」

信頼は狙って得るものではないし。。同時に、宗教団体所属の人達が、狙って徳を積もうとしている。。。教団に騙されて、信者獲得数が多い程、徳が積まれて、死後、天国に行けるよ!

献金額が多いほど、徳が積まれ、天国に行けるよ。。。

徳とは、狙わなくても勝手についてくる信頼と同様。。

つまり、人間性、生きる姿勢です。

そこに惹かれて信頼されるんです。。それが徳なんです。

 

献金額や信者獲得数で、信頼が得られますか?

その生きる姿勢が輝いていますか?

磨かれていますか? 隣人があなたに興味を持っていますか? 人が寄って来ますか?

それとも避けられていますか?

避けられているでしょ? やればやる程、信頼を失い、徳を削っているのです。

隣人に応援されない生き方は、やればやる程徳を削るのです。。

孤独となり、孤独だからこそ、教団に依存する。。

そのスパイラルです。

 

そうではなくて、磨かれている人には勝手に人が集まり、集まった人も勝手に磨かれる。。

それが徳となるのです。。

むしろ、本当に徳がある人とは、徳など、どうでも良い。。と、思えている次元で生きてる人です。。

徳などあろうがなかろうが、死ねば皆仏だよ!

おんなじだよ。。

 

徳を積もうという心も欲望です。。

人より徳を積んで、人よりいい所で行こうと思っているんですから。。

または、終末論のある宗教では、自分だけは生き残ろうとしているのですから。。