心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

短所ばかり治せば、長所も消えちゃう。

プロ野球選手の山川選手が、YouTubeでこう言うんです。

「短所ばかり治すと、長所も消えちゃうよ」

あー😩解るわー。。

 

指導者にも2種類いて、

①長所を伸ばす事で、短所を減らそうとするタイプ

②短所を治せば、長所が生きると考えるタイプ

 

2種類あります。。

これは大きな違いです。。

実は、明日、当院のお客さんの子供👶。。。

 

小学2年生の野球少年に、吉祥公園で、野球を教えてあげる事になったんです。。

とうとう野球教室まで初めてしまいました(^^)。。

 

子供にスポーツを教える時も、良いところを伸ばす教え方と、悪いところを矯正する教え方があると思います。。

どちらからアプローチしても上手にはなるんです。。

しかし、長い目でみた時には、悪いところは多めにみて、良いところを伸ばしてやる方が、中学、高校まで野球を続けた場合。。

上手な子になります。。

 

それは僕が、野球をやって来て思う事です。。

小さい頃から、悪いところを矯正された子は、上手なんだけど。。

伸び悩む傾向にありますね!

 

でも、良いところを伸ばされた、子は、荒削りだが、中学、高校まで野球を続けた場合。。

良いところを伸ばされた子のが、上手になります。。

 

悪いところを消せば、良いところだけ残る?と、考えるんでしょうけど。。

実はそうではないんです。。

 

僕は、短所とは、影の様なものだと思います。。

影とは、太陽🌞が真上にない以上、、必ずできるものです。。

 

影を消そうと思えば、影そのものを消そうとするのではなくて、太陽の🌞真下に立てば、

影は消える訳です。。

 

つまり良いところを伸ばすとは、できているところを、

よりできる様にしてやる。。すると、太陽の真下に立てる様になって来ます。。

そうすれば、影である短所は、自然と消えていきます。。

 

短所を消す事がメインではなくて、長所。。できているところをよりできる様に指導してあげる。。

 

子供の教育も同様です。。

野球の監督だった仰木監督は、入団した野茂投手のトルネード🌪️投法。。。

イチロー選手の、振り子打法を、直さない方針でした。。

 

仰木監督は、良いところを伸ばす指導者です。

もし、仰木監督以外の監督の元であれば、野茂投手も、イチロー選手も、標準に矯正されて、活躍できなかったでしょう。。

 

ジャイアンツの桑田投手も。。

エリートのイメージがありますが。。実は挫折経験があるんです。。

 

スポーツ推薦で、PL学園に入学した後、独特の投げ方をする桑田投手は。。。監督に標準に矯正され、。中学時代すごい成績を残した桑田投手ですが、矯正された投げ方で、全く結果を出せず、なんとピッチャークビで、外野手に転向させられたそうです。ライトです。

 

桑田投手は、もう辞めて、実家に戻ろうと考えていたそうです。。

そんな時、ご縁ですね。。

 

時々練習を見にくる。。臨時コーチの清水コーチ。。。

桑田投手が、外野に守備練習をしている時にやって来た。。

たまたま。。いや必然的に、桑田がバックホームで、ライトからキャッチャーに返球するボールを見て驚いた。。

すごいボール。。

 

清水コーチは、監督に、「あのライトの選手はすごい球投げるじゃないか?。。なんでピッチャーじゃないんだ。。ピッチャーにしなさい。。」

その一言で、桑田はピッチャー復帰。。

 

清水コーチと練習を始める。。

桑田は、監督に直された、標準投法で、清水コーチとキャッチボール🥎。。

清水コーチが、「なんだその投げ方は、外野の時の投げ方で良いんだ。。」

その一言で、桑田は、元の投法に戻す。。

 

そこからが桑田の時代が始まるのです。。

甲子園で、清原と共に、大活躍です。。

指導は不安です、。

だから、標準に矯正したくなるんです。。

子供の教育でもそうでしょ?

 

でも、清水コーチの様に。。勇気を持って、その子の良いところを伸ばしてやれる。。

そう言う指導者は良い指導者です。。

 

小学校2年生の野球少年。。

バッティングの動画を見せてもらったけど。。

スイングが早い。。。これは生まれ持った長所です。。これが活かせるバッティングを教えてあげようと思っています。