整体修行を始めた、20代。。最初に聴いて驚いたのは、身体の神経系には、錐体路と、錐体外路の二つがあるという事。。
そして、整体とは、錐体外路を整える事だと。。。
難しい😓言葉ですので、要は、いつも僕が言っている事です。
①意識的に動かせるアウターマッスルを動かす系統は、錐体路神経系です。。
脳が司令して、筋肉を動かす。。ですから脳卒中で🧠脳を痛めると、動かなくなるのは錐体路です。。
②無心の呼吸に連動して無意識に動呼吸筋であり、姿勢保持筋であるインナーマッスルを動かす系統。。これが錐体外路系神経です。。
これは、科学的にどこまで実証されているか分かりませんが。。。錐体外路系の神経系が、発達している人は、脳卒中で、脳🧠を痛めても、身体が動くと言います。。
実際、整体のある先生に聞いたんですが、脳梗塞で右腕が動かない患者さんに。。施術中その腕が邪魔だったので。。「この腕が邪魔です!」と、言ったら、自分で動かして腕をどけたそうです。。
それで、今、動いたでしょ?。。と。
脳がダメなら腕が動かない。。という思い込みを、その瞬間捨てる事が出来たのです。
その日から、脳がダメでも腕は動くのだ!と、理解して、動かせる様になったそうです。
また、武術家の、宇城憲治氏は、空手🥋の先生でありながら、気のセミナーをしています。。
僕も参加した事があります。。
その宇城憲治さんも、同じことを言っていました。。
脳梗塞で歩けない人に、気を通したら歩けた!と。。
これも気を通すとは、呼吸を通すことです。。
呼吸が通れば、呼吸で動くインナーマッスルが、大脳を介さず動いたという事です。。
事故で脳が🧠ダメージを負って、手足が動かなくなる。
それを改善させる為に行うリハビリは、麻痺した脳の活性化でしょ?
しかし、それが全てではなく、、気の通りの良い体であれば、脳を介さず、呼吸で動ける道があるという事です。。
例えば、認知症の人は、便秘である事が多く、便秘を改善すると、認知症が治っていくと言います。。
脳障害のある子も、便秘がちで、呼吸が浅く、肺炎になりやすい、。
それを改善していくと、良くなっていくのです。
これは、脳🧠の問題というより、身体の呼吸の問題です。。
時間の許す人は、宇城憲治さんのセミナーに出てみる事をお勧めしますね。。
名古屋でも定期的にやっていますよ!
また、脳梗塞をやってしまった人も、気の流れを良くすれば、呼吸が深くなり。呼吸で動く錐体外路系の神経で、身体が動きやすくなるはずです。
リハビリにこだわりすぎ、アウターマッスルを鍛えることに固執すると、かえってインナーマッスルが動かない。。
この辺が、現代医学の間違いだと思うんです。
宇城憲治さんセミナーの様子。。YouTube
引用。。
錐体路と錐体外路の障害自分の意思で体を動かそうとする時は、運動の指令は主に錐体路を通ります。 脳卒中などで体が麻痺して自分の意思通りに動かないのは、錐体路が障害されている状態です。 一方、錐体外路は姿勢を維持するための筋肉の緊張や平衡感覚など、体が反射的に行う運動の情報を伝えます。2023/01/11