自転車はこけながら、乗れる様になります。
つまりこけることと、乗れることは同じとも言えるわけです。
一度もこけずに乗ることは、不可能です。
身体で覚える。。肌で感じる。。肚で考える。。
とはそういう事です。間違いながらフィードバックしていく訳です。
間違うプロセスが必要不可欠だと言うこと。
人生も同じ。。身体で覚えるのです。だから間違うのです。
間違う事が不可欠なのです。間違った分だけ、解るのです。
まちがわないように、失敗しない様に生きる必要はありません。
わざと間違う必要もありません。
自転車と同じです。間違わずに、いきなり乗ることはできません。
本当の自分という乗り物に乗る練習です。
一度乗れる様になれば、ずっと乗れます。
頭で覚えたことは、忘れます。というより思い出せません。
使えません。通信だけで取れた資格使えます?
使う時には、もう一度覚え込まなくてはなりません。
身体脳は、頭脳より実は優先しているのです。
身体脳で理解した事は、頭脳に降りてきますが、頭脳で理解した事は、身体脳に降りてきません。
自転車の乗り方を本で学んでも、乗れません。
しかし自転車に乗れる人の、乗り方を解説した本は、マトを得ています。
理屈っぽいと言われてしまう人は、自転車に乗れない人が書いた解説本のようなもの。
身体脳から頭脳へ。。この流れが順流。。頭脳から身体脳が、逆流なのです。
でも、現代人は頭脳から身体脳が正しいという教育を受けています。
それが本来の身体のアンバランスを生んでいるのです。
気が逆に流れているのです。
だから心の不調は、身体を整えるのが先なんです。
身体が整えば、頭脳は整うのです。