心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

骨盤底筋は鍛えない事

骨盤底筋を鍛えることが流行ってるのでしょうか?

整体師的に言うと、骨盤底筋は、弾力を失っているのであって、けっして緩んでるわけじゃありません。。

 

むしろ、硬くなりすぎていて、動かなくなっているケースが多い。。

尿もれを治そうと、骨盤底筋を鍛える。。という気持ちは理解でききますが、最初はいいでしょう。。

縮みすぎて弾力を失った骨盤底筋は、さらに鍛えて緊張させることで、反動で緩むでしょう。。そして一時的には弾力を取り戻すと思います。。

 

それでも、鍛え続ければ、こんどはさらに硬直し、弾力の無い骨盤になってしまう。。

骨盤に手を当てながら、深呼吸してみてください。。

 

骨盤は、呼吸しているのです。。

締まったり、緩んだりして呼吸をしやすい骨盤にしなければなりません。。

 

骨盤底筋を鍛えすぎると、吸いっぱなしの骨盤となり、息を吐けなくなり、過呼吸を起こす可能性もあります。。

 

骨盤の弾力をつけるのに一番いいのは、膝を柔らかくすることです。。

膝から内股にかけてのラインを、鍛えるのでなく、使ってやる。。

そうすれば、膝に弾力が出て、内股弾力が出て、骨盤底筋も弾力が出て、大腰筋などにも弾力が出て、骨盤は弾力を取り戻します。。

 

当院では、膝から内股にかけてのラインの弾力をつける体操をしていただいています。。鍛える必要はありません。。正確に使ってやることが大事です。。大工道具と同じです。。正確に使う感覚がなければ、正確な仕上がりになりません。。

 

鍛えるという発想ではなく、使ってあげる。。育ててあげる、。という感覚でいきましょう。。

鍛えた筋肉は縮み、縮んだところは、気が詰まるのです。。

気が詰まったところも縮みます。。

男性に多いですが、筋肉が歳とともに硬くなってきますが、気が詰まっているのです。。

鍛えすぎは、気が詰まる。。事を、覚えておいてください。