心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

夢の効用

何かに追われる様な夢を見たり、とても怖い夢を見る事があります。。

悪い夢を見ると、何か悪い事が起こるのではないか?  と、不安になったりします。

しかし、仏教においては、夢というのは、過去世の、誤った思考、それが潜在意識に刻み込まれている。。それは、一度現象として現さないと消えない法則だと、以前述べました。。

逆に言えば、現象に現せて、そこで、受け入れて反省できれば消えるのです。。

それが、生まれる前に決められた運命と言えます。

運命とは、過去世の業を、現象に現して消しながら、正しい思考と入れ替えていく過程です。。

温泉みたいなもんです。。常に綺麗なお湯が流れ込んでくる。。そして同時に汚いお湯は排泄され、いつでも綺麗ですよね。。

 

症状も、悩みも、迷いも、運命的には、何歳で、こういう症状を出して消す。。という事が決まっいて出してるのであって、怖がる物ではなく、受け入れる物です。。

厄落としとか言いますが、自分に降りかかる不都合な出来事を拒絶するのは、間違いです。。不都合な出来事は、過去世の間違いが現れては消えて、正しい光と入れ替える産みの苦しみだとご理解ください。。

毎日は入れ替え作業なのです。

 

で、夢とは何かといえば、現象に現さないと消えないが、夢で現しても消えるんです。

だから、例えば、人を殺してしまう運命、縁が運命的にあったとしても、それを現象に現すと殺人になってしまう。。

だから、夢の中で殺人をする事により、消す訳です。。

そういう働きかけが、いつもあるのです。生かされて、守られているのです。

自分一人で生きてるんじゃありません。。

夢で消しきれないものだけ、現象に現れてくる。。

だから、怖い夢を、怖がるのでなく、怖い夢を見たら、ありがたいなあー。です。

これで、消えたものがあるなあ。。入れ替えに光が入ってはずだから、どう変わるか楽しみだ。。

 

人によっては、現実よりも夢の中の出来事の方が、リアルを感じる人がいるのです。。

甘いものが好きな人です。。いつものぼせ気味の人は、夢をよく見るし、夢と現実の区別がつきにくい人がいます。。

どちらも、心の体験をしていることには違いないのです。。

 

怖い夢を怖がる事はありません。。

私も怖い夢をよく見ます。。が、目が覚めると、あー、また消えたなあ。。楽しみだあ

となります。。

 

また、一度だけ、夢の中で殺人をした事があります。。

車で人をひいて、逃げたのです。。そして戻ってきて遺体を隠しました。。

 

目を覚ました時、唖然としました。。

ひき逃げした奴は許せない。。と、鼻息荒くしていつもテレビを見ていた自分が、夢の中でひき逃げした。。

 

それからは、テレビで見る悪い人は、人ごとではなく、自分の心の一部を大きくしたら、皆あーなる可能性があるのだ。。と、自分の事として見える様になりました。。

自分の反省として見るのです。。また、自分たちが彼を創っているのではないか?

です。。自分達が彼の居場所を知らず知らず無くしているのではないか?

追い込まれた動物の様な行動を取る。。追い込んだのは私達ではないのか?です。

 

一億人が、テレビの中の犯罪者を、許せない。。と、憤慨するのと、一億人が、あ、これも俺自信の問題だ。。と反省するのと、どちらが地球が浄化されるでしょうか?