心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

アレルギーの必要性とは

アレルギー症状とは、何故起こるのか? 起こる必要があるのか?

病気ではありません。。

 

過敏状態にして、身体を守っているのです。。

何故、過敏状態にする必要があるのか?と言えば、身体の中に、極端に硬直した部分がある。。という事です。。

 

人の身体とは、身体の中で、上下、左右などで、極端に硬直と弛緩の差がある場合。。

それを危険な状態と判断し、ストレスのかかる刺激。。本来は何でもない様な、些細な刺激。。元気な人にとっては、ストレスは、必要です。。

過敏状態になると、その人にとって必要なストレスですら、過敏に拒否して、身体の硬直、弛緩のアンバランスを、これ以上進まない様にしながら、硬直しているところに、アレルギー症状を出して、そこを緩めようとしているのです。

 

湿疹、アトピーなどの、アレルギー症状の出る場所は、胸から上が多い。。または腕に多いのはそういう理由です。。肘にも出やすい。呼吸に関係ある場所に出やすい。。

肘は肺と繋がる場所です。。

 

現代人は、目や腕ばかり使う。。スマホに代表する様に。。

昔のように、和式便所で、しゃがむ事も、畳の部屋で、正座する事も、ない。。しゃがむという動きが一番、下腹に力を集める。。

下腹、つまり腸ですね。。だから、アトピーの人は、腸が元気がないとよく言います。

言い換えれば、下腹に力を入れる事がない生活に問題があります。

 

本来下腹に集まっていなければならない気が、下腹に集まらない。。その分、上に上がってしまう。。上気です。。胸から上に集まってしまう。。それを抜こうとして、皮膚にアレルギー症状を起こして、抜いている訳です。。抜きながら、皮膚呼吸を正常にしようとしているのです。。皮膚呼吸を正常にすれば、肺呼吸が正常となり、下腹で呼吸できるようになる。。腹式呼吸ですね。。そこに戻そうとしているのが、アレルギー反応です。。

更年期の火照り感も、生理が減り、骨盤の運動が減ることによる一時的な上気です。。

もう生理や、生殖によって骨盤を運動させる事が減るわけですから、体操によって下腹に力を集めれる様にすれば、更年期は、短い期間ですみます。

 

胸でしか呼吸ができなくて、過呼吸状態なんです。。だからそれ以上呼吸が浅くなるのが嫌で、刺激というストレスを拒否するということです。。

ストレスを受けると、呼吸が止まりますでしょ? あれが嫌だよ反応です。

 

整体には、極端な痛がりの人、極端にくすぐったがりの人も来ます。。

これも一つのアレルギー反応です。。過呼吸です。

 

触っただけで、貧血みたいに、クラクラ倒れそうになる人もいれば、触っただけで、発作が起きて、触れない人もいます。。

 

極端に上気している人です。。過呼吸になっているのです。。

 

お化け屋敷の中を歩いている精神状態、身体状態です。。暗くてよく見えない。。

何か自分に不都合な出来事が起きるんではないか? という不安、恐怖状態です。

アルバイトお化けの脅かしに腰が抜けてしまいますよね!あれが発作です。。

発作という病気ではなく、発作を起こさないと、脳が危ないぐらい上気している。過呼吸になっているという事です。

 

肌にステロイドを塗れば、綺麗になるかもしれないですが、皮膚に炎症を起こしながら、腹式呼吸ができる身体に戻そうとしている姿だという事をお忘れなく。。

 

身体を動かし、汗をかき、大声を出せるようなスポーツがいい。。

小さなお子さんなんかは、空手とか習うといいです。。

ぼくが通ってた道場でも、アトピーが治った子がいました。。

とにかく、上気を抜く事です。。

心の在り方としては、淡々と。。必要以上に期待したり、興奮を求めたり。。その反動が不安や、恐怖となります。。

当たり前の今日一日を、淡々と楽しんでくだだい。。

特別な事が、幸福だ。。という  考えを捨てる事です。

 

それに合わせて、しゃがむような運動をするといいでしょう。。

お年寄りでも、元気な人は、しゃがめます。。スッとしゃがみます。

下腹に気が集まってるのです。

しゃがめる。。という事は、元気のバロメーターです。

 

剣道の先生が、来てましたが、今の若い子は、しゃがめない。。最初の挨拶の蹲踞もできない。。と言ってましたね。。それが、アレルギーの原因です。