心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

胸のサーチライトを照らす。。

胸が詰まる。。胸が苦しい。。胸の中心に向かって、肩が巻き込み、猫背になっている人が多い。。昨今。。

そうやって、胸の苦しさを和らげている姿勢なんです。

 

腹が痛い時に、腹を支点に、内臓を縮める様に、猫背になるのも、あーして、内臓を縮めて、痛みを和らげているのです。。

その形には、身体なりの意味があるので、姿勢を正せ。。と、言うのも、違うんです。。

当院で、整体を受けると、一回で、姿勢が変わるのは、胸の詰まりが抜けて、内臓の疲れも取れたからです。。

まず、呼吸器の萎縮である、胸に詰まり、、内臓疲労を取らなきゃ、姿勢は良くならないのです。。

 

話を戻します、、

整体の世界では、上から下へ、。内から外へ。。と言います。。

元気な人の状態は、気が、上から下に流れ、そして内から外へ流れているのです。。

 

当院で、気が逆流してるよ! と言われた事ある人。。いますね!

あれは、気の流れが、下から上へ流れ、のぼせ、外から内へ流れ、胸が詰まっているのです。。

子供の頃、私達は、見るもの触るもの。。初めての経験ばかりで、内から外へ見た環境を、ただ、受け入れるだけで精一杯でした。。

その時点では、自分中心であり、自分のために生きていたのです。。

そこに、他人を意識することや、人の為という意識も薄く、つまり、胸からサーチライトを照らして、毎日をすごしていた。。

 

この状態が、本来の自分中心の自分の為に生きる。。という他人のいない世界観です。。

それが、10歳ぐらいになると、自分と他人。。という分離意識。。自己意識が生まれてくる。。

ここで、ただ目に見えるものを受け入れるだけの、毎日から、サーチライトを照らす光が消え、逆にサーチサイトを閉じてしまう。。

この状態が、胸が詰まる、、不安が生まれる。。被害者意識がます。。

過呼吸状態です。。

 

自分と他人、。自分と環境を、次々に分離し、分離した分、他人から、環境から分離し、    孤独になった感じ、孤独感とともに、自分の存在の意味を問う様になる、。価値を問う様になる。。

ただある世界を、受け入れてきた毎日から。。常に他人の目。。他人の評価。。自分の意味、価値を上げて、集団の中で、意味ある存在であろうとする。。意味がない、価値がない人間は、自己は、環境から、振り落とされるという不安がつきまとう。。

だから、怖くて頑張り続けるしかない。。

頑張って、価値、意味を身につけられる人はいいが、そういうのが苦手な人は、怖くて世の中に出れない。。そして引きこもる。、

自分の意味、価値を上げる為に、人の為に生きる様になる。。

人の為に生きる事が、自分の価値を上げると思うから。。

 

もう一度、サーチライトを照らしてみましょう。。

胸の真ん中から、サーチライトを照らすイメージをしてみてください。。

なんだか楽になります。。

子供の頃の様に、自分中心の、自分の為に生きる感覚が戻り、ただ毎日をありがたく受け止める。。受け入れる。。

人からどうみられているのか? 人からどう思われたいのか。。という、外からの意識が強すぎると、気が逆流して、胸が詰まり、苦しくなるのです。。