今日は、木の枝の下を潜ろうとしたら、枝に頭ぶつけた。
というお客さん。。
実は、これは珍しいことではなくて、60を超えたぐらいから、膝や股関節、背骨の弾力がなくなり始め、いつものように、かがんでるつもりなのだが、頭をぶつけ出す。。
背は、どんどん縮んでいるのに不思議でしょう?
以前、外車のボルボに乗ってきたおじさんが、「この車は、乗る時に、よく頭をぶつける。。欠陥車だ、。」
というので、「この車の国の人は、お父さんよりはるか大きい人達ですよ!その人達は、頭をぶつけていないから、この高さで売り出しているんです。。お父さんが、若い頃のように、かがんだつもりが、屈めてないからぶつけるんですよ!」
「なあるほど、そういう事かあ。。車に謝らなあかんなあ」
素直なおじさんでした。
身体に弾力なくなると、股関節が硬くなり、身体が硬くなります。。
人間がしゃがむ時、膝が脱力し、股関節が締まり、骨盤が締まるんです。。
だからしゃがめる。。
現代は、トイレも洋式、ご飯もテーブル、イス。。しゃがむ文化が、どんどんなくなる。。
しゃがみ力ができないんですね。。
しゃがみ力が出てこないと、腰が反らないし、腰が反らなければ、肩が胸が開かない。。
肩、胸が開かなければ、首は前に出ます。。
首が前に出れば、口内が狭くなり、歯並びが悪く、顎が小さくなる。。
過呼吸で、アレルギーの、持久力のない子が増えるのです。。
お子さんには、とにかく、しゃがむ習慣をつけさせることでしょう。。
しゃがめない身体は、年寄りと同じです。。
今の子達の身体は、若年寄りみたいです。。
大人の人も、日常にしゃがむ動きを残しておくべきでしょう。。
そうすれば、車に乗る時、頭をぶつける事もないでしょう。。
元気なお年寄りは、決まって、股関節がいいです。。
つまり、しゃがみ力が良いという事です。
僕もいつも正座で施術していますから、身体が若いんです。