便秘になると、薬局で私達が購入する薬の多くは、マグネシウムタイプか、センナタイプです。。病院で処方される下剤はセンナが多いそうです。。
しかし、このセンナを、取り続けると、最初は良いのですが、だんだん大腸が動かなくなり、その影響で大腸癌になる。。という説があります。。
女性に多い、大腸癌ですが、その原因が、便秘ではなく、便秘に頻繁に使用していたセンナ薬だとしたら、目も当てられません。。
便秘の治療薬「従来から使われている薬」
酸化マグネシウム
酸化マグネシウムは、便を軟らかくして排便を促す薬です。緩下剤(かんげざい)と言います。慢性的に便秘が続いているときに適していて、定期的に使用しても安全と言われています。
ただ、多く使うと血液中のマグネシウム濃度が上がることがあります。腎機能障害のある人や腎機能が低下している人、高齢者は、マグネシウム濃度が上がりやすく、筋力低下などを招く場合があります。使用する場合は、医師の指示に従って、定期的に血液検査を受けることが大切です。
センナ
センナなどの刺激性便秘薬は、使い方に注意が必要です。刺激性便秘薬は、大腸を刺激して大腸が波打つように動く「ぜん動運動」を高めて、強制的に便を排出する薬です。便秘がとてもつらいときに限って一時的に使います。ただし、この薬を日常的に長期間使っていると、耐性(薬に対する抵抗)が増し、ぜん動運動の動きが弱くなります。その結果、薬の量を増やさないと便意が現れなかったり、便意そのものがなくなったりすることがあります。
薬局で刺激性下剤かどうかわからない場合は、販売店の薬剤師や登録販売者に相談の上、購入しましょう。