心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

10歳超えたら選択権を与える。。

僕が以前、子供を、自分の思い通りにコントロールしない事。。

というブログを読んで、もう少し詳しく。。という事で。。説明します。。

 

子供は、10歳ぐらいまでは、親の言いなり。

親のコントトール下で生きる方が楽なのです。。

動物もそうですね!

 

でも、10歳ぐらいになると、自己意識が出てくる。。

自分と他人を比較して自分をみるようになるし。。

自分が他人からどう見られたいか。。どう見られているか。。外側からの視線が気になる様になる。。

 

この時期からの記憶が鮮明なのも、それだけ自分を外側から見た視線、意識が強くなるから。。

意識されない事は記憶されないが、意識した事は記憶するからだ。。

夢でも思えているより、覚えていない方が、いい眠り、そして怖い夢でもなく、有頂天な夢でもない夢を見た。。という事。。

記憶に残るのは、有頂天に楽しい夢か、怖い夢である。。

 

それ以外は記憶されないし、記憶されない夢は、深い意味でいい夢です。

 

さあ、10歳を超えると、自己意識が芽生える、。それは、親の言いなり。。親のコントロール下で、親の思い通りに生きるのはもう嫌だ、。という親離れの始まりです。。

ここで言う事を聞かなくなる子が出てくるが、それは成長の過程で必要な、プチ反抗期と言える。。

 

言う事を聞かなくなった子供を嘆くのではなく、そうか、もう自分で決めたい時期に入ったのだ。。

と、親も、子離れしていく時期です。。

子供が言うことを聞かなくなるのは、自分の事は自分で決めさせてくれよ。。

 

という訴えです。。

親は、子供を、世の中で評価される基準に寄せようとコントロールする事をやめて、あなたはどうしたいのか?

聞いてあげる様にしよう。。

もちろん、子供がやりたい事を全てやらせる訳ではない。

 

子供がこうしたい。。と言えば、それを肯定してあげると同時に、こういう選択肢もあるよ!

と、いくつか、年の功で、気づいた親の経験を話してあげる。。

すると、本気で反対した時には、本気で考える様になる。。

いつも反対すると、言う事聞かなくなる。

 

その上で、子供が、その選択肢の中で、自分で選んだ事を、出来るだけさせてあげる。。

自分で選んだんだから、自分の行動は自分で責任を持ちなさい。。

という教育に変えていく。。

 

大人でも、職業選択の自由でもそうですが、自分で選べる。。という事は、自分という個性を認められ、受けいられていると感じるのです。

 

子供も同様。

あーしなさい、。こうしなさい。一辺倒は、10歳まで。。

10歳からは、子供にも選択に自由を、ある程度あたえてあげる。。

それは、子供からしたら、自分の立場に立ってくれた。。

自分の個性を認めてくれた。

自分をあるがまま受け入れてくれた。。

 

それは、あるがままの自分を愛してくれている事だ。。と感じるのです。

 

そうすると、自分の自由を、認めてもらってやらせてもらえてる以上は、親を裏切れないとか、親に悲しい思いをさせたくない。。

と、かえって、親の恩に、恩返ししてあげたい。。という親孝行な子供の心が生まれます。

 

自分で選択した以上、自分の行動に責任を持つ様にもなる。。

親と子供が向かい合う関係から、肩を組んで、二人三脚でやっていこう。

というイメージに変える事です。。

 

子供は、親にコントロールされると、愛されていないと感じます。。

ある程度の選択権を与えられ、親の本意でない事でも、協力してくれる親の姿勢は、自分を愛してくれていると感じるのです。。

 

僕の親父が、まさに僕に対してそうでした。。

親父は、時には、それはお父さんは反対だ。。と、本気で反対しましたが、殆どの場合。僕のやりたい事を、支持して、応援してくれました。。

その行為が、親父の本意ではない。。事は、顔を見れば分かります。

でも、応援してくれたんです。

そこに、物凄い愛を感じたのです。親父ありがとう。。待ってて。親父の選択は正しかった。

と思わせるから。。そう思っていました。。

 

だから、僕は親父に感謝して、親父を裏切りたくない。。という気持ちが、学生時代からずっと続いています。

 

 

 

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