心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

前重心歩きマニュアル①

平な靴を履く。。

 

 

当院では、僕の整体を受けるだけじゃなくて、同時に、正しい歩き方を覚えて実行する事。。

これが大事だと言っています。。

学校の勉強もそうでしょう!

知識だけ得ても、それを使えなければ、解った事にならない。

身につけた事にならないのです。。

 

正しい歩き方。。

説明すればするほど難しくなるので、これからは、前重心で歩く。。という事をやっていきましょう。。

シリーズでやっていきます。

 

前重心にするなら、つま先で歩けばいい。。と、多くの人は勘違いしています。

下の図を見てください。。

つま先に重心をかけると、重心が前にいく感じがしますが、実は、骨盤は後屈してしまい、身体全体としては、元の位置、垂直に戻ろうとする力が働きます。。

しかし、踵がついていると、骨盤が前傾して、より前重心になれるのです。。

 

マイケルジャクソンが、前に倒れそうで倒れないダンスがありましたね?

あれも、踵をついているから、前傾できるのです。

 

ですから、まず、散歩に行くとき、なるだけ平な靴を履く事。。

そして、この図の様に、膝を伸ばしたままでは、前に倒れてしまいます。

 

そこで、膝を軽く曲げるのです。。

歩く時の、前足が、伸び切る事はありません。。

後ろ足は伸びても良い。。

踏み出す前足は、曲げたまま振り出し、曲げたまま着地させる。。

曲げたままで着地しないと、前重心になりません。

 

多くの人が、膝を伸ばしたまま踵を着地するので、その時点で、後ろ重心になってしまうんです。

 

これが自然にできるのが、平らな所では大股歩き。。

坂道を上がる時は、自然とそうなる。。

凸凹した土の上を歩いても、自然とそうなります。。

前重心で歩くには、踵を必ずつける、つま先で歩かない事。。

 

つまり、後ろの高い現代の靴、。ハイヒールでは、前重心にならないのです。

平な靴を買いましょう。

 

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