心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

平均寿命と健康寿命の差

下の図の様に、男性で8年、女性で12年も、健康でない状態で生き続ける事になっている。。

何故、こんなに、平均寿命と健康寿命の差があるのだろうか?

長生きするなら、健康で長生きできなきゃ、ただの延命治療でしかない。。

それは、痛すぎる状態で、自分で動くこともできない状態で生き続ける事は、本人も、家族も、又は。病院や介護施設に使われる税金の問題もある。。

この事はなんとなく、議論されないというか、議論することがタブーになっている為、この平均寿命と健康寿命の差は、これからも増え続けることでしょう。。

何故こうなるのか?

 

まずは、西洋医学が、健康寿命を伸ばす医学ではなく、延命医学になっている事。。

それを、現在のお年寄りは疑わないで薬を飲み、注射を打ってしまう事にあります。

薬とは症状は緩和するが、元気もなくなる医療だという事を、知らないといけません。

何故なら、症状とは、身体を良くしようとしてわざわざ治癒力が起こしている現象だからです。

それをうるさいからと、薬で封じ込める薬医療を疑う事なく続ければ、何かをしようとする度、制止される犬が、🐕萎縮して弱ってしまうのと同様です。

 

それと、もう一つ。。

40歳からの過ごし方が間違っていること。。

 

男性でも40歳付近で厄年があり、調子が悪くなります。

僕にもありました。。

女性で言えば更年期で、調子が悪くなります。。

 

実は、40歳からの過ごし方を間違えているから、壮年期、40から65の過ごし方が間違えているから、その後の老年期が、元気に生きられないのです。

 

整体の師匠に厄年の説明を受けた時、こんな事をいっていました。

「厄年とは怖がるものではない。。若い自分の無理の精算であり、精算が済んだ後は、若さ、つまり、力への執着を捨て、骨「コツで」生きていく事を学ぶ時期。。

それが壮年期だ。。」

 

これは、今年55になる僕にとっても、正しい話だと、今、思えるのです。。

20代でこの話を知っていた為、40前でガクンときた時、あっきたな!

これで若さ、力、力ずくで生きていくのは終わりだ。。若さに頼りすぎて無理してきた体の歪みの精算が始まる。。

ありがたい事だ。。

40からは、力任せな、強引な生き方をやめて、コツで生きていく事を学んでいく。。

 

ハイブリッドな、理に叶う生き方。。

それは自然の流れに逆らわず、自然の力を借りて、省エネでハイブリッドに生きていく練習です。

 

①頑張り努力で、乗り越える生き方から、受け入れながら気づきを糧に、進む生き方へ。

②筋肉の力で強引に体を動かそうとする筋トレから、コツ(骨)で動く、重心移動感覚を養い、重力を利用して、地球の力を借りて動く事。。筋トレから骨トレへの返還です。。

僕は40からこれをしてきました。

 

無理に頑張る事をやめた、、毎日を受け入れながら、気づきながら進むまいにち。。

そして、若さの象徴である筋力、筋トレを捨て、重力と友達になり、重心移動という骨で動く練習。

 

どうでしょうか?

40超えても、根性主義で頑張る生き方。。若さへの執着を捨てる事ができずに、筋トレで筋肉が衰えるのを必死で防ごうとしている人。。又は無理なストレッチを繰り返しているひと。

 

こういう人は確かに、何もしていない人と比べると、65ぐらいまでは元気な人に見えるんです。

でも、65を超えてからは、一気に老け込むんです。。

腰痛、首痛、足の痺れ。。

何故なら、無理な筋トレは、結果、身体を酸性に傾け、酸化していくからです。

老化を早めるんです。

 

逆に、力を排除していく武術、例えば合気道などをやっている人は、高齢でも動きが機敏でしょ?綺麗で柔らかい。。軽そうに見える。。

 

歳を取ると骨密度が下がる理由の一つに、筋力で動く癖から、骨で動く、コツで動く過程に移行していないから、骨を使えてないから、骨にいくはずのカルシウムが、筋肉に入ってしまうんです。

高齢の方のレントゲン写真の筋肉は、白く写ると言いました。。

筋肉がカルシウム化しているのです。。

 

骨粗鬆症というと、カルシウム摂取が足りないのではないのです。

カルシウムが筋肉に行ってしまうのが問題なんです。

カルシウムが骨に入るようにするには、40からは、筋トレから骨トレへの変更です。

 

コツで動く、コツで歩く事です。

それには正しい歩き方が基本です。

正しい歩き方が解れば、全ての動きに応用できます。

この写真を見てください。

筋肉の少ない幼児は、見事に、骨の重心移動で歩いています。

つまり、強すぎる筋肉が邪魔なのです。

 

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