心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

歯ぎしりで歯が割れてしまう女性。

歯ぎしりが酷くて、歯が割れてしまう🦷。。または顎が痛くなるという女性👩‍🍼。。

歯ぎしりとは、何故起こるか?というと、私達は、緊張してる時、知らず知らず、肩が持ち上がり、そして、首が緊張し、顎を噛み締めてこめかみが緊張しています。

頭頂である百会。。も、緊張で詰まり尖っています。。

ウルトラマンの様にです。。

 

頭を極端に使ってしまう人。。

目を使う人。。腕を使う人も、頭が疲れています。

理屈っぽい人。。くよくよしてしまう人。。

 

夜寝ると、その緊張してフリーズしてしまった首、顎、こめかみを緩めようと、無意識に歯ぎしりをするのです。。

野球選手が、ガムを噛んでいるのも同様の効果です。

歯ぎしりしたら余計顎が緊張してしまうのでは?

違うんです。

人間の身体は、緊張してるところは、より緊張させると反動で緩む。。という特徴があり、僕の整体術の中にも、その技術は活かされています。。

例えば、緊張して肩が上がってしまっている人がいたら、皆さんはどうアドバイスしますか?

普通は、「落ち着いて。。深呼吸して。。」と言うでしょう。。

僕だったら、「もっと緊張した方がいい」

こう言われると、リラックスしてしまわないですか?

 

実際、緊張して肩が上がってしまった時、多くの方は、息を思い切り吸ってから吐き出すでしょ?

息を思いき吸った時、肩はより持ち上がるのです、その反動で肩が下がる。。吐きやすくなるんです。

歯ぎしりも同様です。あれ程歯が割れるぐらい噛み締める事で、その反動で緩めようとしているのです。

ではどうすれば、夜、布団に入った時に、首がある程度緩んでいれば、歯ぎしりを起こす必要がありません。。

この女性のお客さんには、下の写真の様に、座布団を足元に敷いて寝ることを勧めました。。

 

実験しました。。

座布団無しで、顎を噛み締めてもらう。。

そして座布団を敷いて噛み締めてもらう。。

どっちが噛み締めにくいですか?

「あっ先生、座布団敷かれた時は、噛み締めにくいです。明らかに違いました。」

そうなんです。足をちょっとだけ高くするだけで、首に力が入らなくなるんです。

理由は、アキレス腱が緩むからです。

アキレス腱は首の硬さと連動しています。

アキレス腱が緩めば、首、顎も緩むのです。