心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

枕が気になって寝れません。

枕が気になって寝れません。。どういう枕で寝ればいいですか?

これもよく聞かれる質問です。。

 

まず、枕が気になって寝れない状態とは、既に枕のせいではなくて、体が硬直して緩まない状態にある。。という事です。

身体の調子の悪い時は、服を買う時でも、どのサイズを着ても息苦しく感じて買うのをやめた。。そんな経験あるでしょ?

体が硬直して呼吸が浅く、呼吸しにくい体になってっいる時は、どんな枕、どんな寝巻きもきつく、息苦しく感じる物です。

 

こういう時は、まず、当院である程度まで身体を緩める事です。。

ある程度緩んだら、呼吸がしやすくなる。。呼吸がしやすく感じれば、枕や寝巻き、布団の重さが気にならなくなります。

 

さあここから枕について。。

寝れない人の身体の大きな特徴。。

①首が硬くストレート。

②顎が硬くこめかみも硬い

③鼻呼吸がしにくい。これは頭蓋後頭骨の緊張

④鳩尾が硬い

⑤胸の筋肉が硬い

⑥アキレス腱が硬い

 

以前、歯ぎしりのひどい人は、足首に座布団一枚高くすると、顎、首が緩んで、歯ぎしりが減る。。と言いました。

これも要は、アキレス腱を緩めるわけです。

踵の真ん中に失眠。。というツボがあり、踵を🦶叩くと寝れる。。これも要はアキレス腱を緩める訳です。

 

これらの部位が硬い状態がリセットされない。。これが不眠ですし、不眠が続けば自律神経失調症になるんです。

だから自律神経失調症は、よく寝れる体になる事が第一です。

寝れない人は、身体の緊張、興奮が抜けないのです。

横になっても緊張状態、興奮状態、不安状態が抜けない。。

こういう人が、寝れないのです。

ですから、こういう人は、僕もやってっますが、寝る前に、ある程度まで体を緩めて脱力する必要があります。。

僕も子供の頃から、寝つきが悪く寝れない人です。。

今でもそうですが、寝る前に、①〜⑥を緩めるメソッドと、呼吸法をします。。

すると寝れます。

枕は、どういうのがいいか?と言えば、一言で言えば、首、顎、鳩尾、胸、アキレス腱を緩める事ができる枕です。

一番大事なのは、みぞおちが緩む高さの枕にする事。。

鳩尾とは、肋骨の下端。。ストレスで胃が痛くなる時の場所です。

鳩尾が緩めば、全て緩みます。

枕の高さとは、鳩尾が緩む高さにする事です。

後頭部には脳幹があるので、材質は、自然繊維なものが良いでしょう。。

僕の枕も綿で中身は蕎麦殻です。

 

形が良くても、化学物質でできた枕は、脳幹が緊張して、良い眠りができません。

 

エアウイーブ。。という敷布団も、寝易いですが、化学物質でできてる為、やはり身体は緊張してしまいます。

僕もわざわざエアウイーブの布団のホテルに泊まって、試してみましたが、やはり深く眠れませんでした。。寝易いのは事実です。

昔、筋トレ大好きな若い男性が、全く寝れない。。と、来店してきましたが、鳩尾がガチガチ。。鍛えすぎて緩まないのです。。

 

こんな硬い鳩尾で寝れるはずがないですよ!

鳩尾が緩むから、首、アキレス腱、顎、胸の緊張も解除され、寝れるモードに入るのです。

鳩尾は鍛えてはいけないのです。

腹筋はやってはいけません。

 

枕は蕎麦殻枕。。高さも蕎麦殻を抜けば調整できます。

高さを調整しながら、鳩尾が緩む高さを見つけるのです。

 

それが分かりにくかったら、なんとなホットできる高さを見つける。。

当院に蕎麦殻枕をもって来た人もいます。