40代の女性が、どんどん内臓が下垂して、お腹ポッコリしてきたんですが、友人と話をしていて、これって逆立ちすれば治るのかなあ?
と、いう話になったというのです。
皆さんはどう思いますか?
整体的にいうと、お腹ポッコリの代表は妊婦さんですよね。。
また、幼少期の子どもでも、お腹ポッコリの子がいます。。
そして中年以降のポッコリですよね。
皆さん、左右ある骨盤の、特に右の骨盤が緩んで開いて力がないですよね。。
これは、僕の経験的な感想ですが、右の骨盤が緩んで開いて下がると、内臓や子宮を、正しい場所に保てず、重力に負けて落ちてくる感じがしています。。
実際、右の骨盤を元気にすると、お腹ポッコリが、大分改善します。。
右の骨盤の動きが良いということは、左の骨盤の動きも良いということです。
左右バランスとって動いていますから。
つまり、左右のバランスの良い骨盤は、蝶々の🦋様に、骨盤の開閉運動が活発です。
元気な女性の骨盤は、左右均等に、蝶々🦋の様に、開閉運動を繰り返しながら、細かい振動、揺らぎを感じます。。
言い換えれば、コマです。。
コマを高速で回転させると、見た目、細く縦に長く見えますよね!
コマの回転が、遅くなると、横に広がり背が小さくなった様に見える。。
これと同じ理屈です。。
骨盤の開閉運動が活発な女性は、背骨の振動揺らぎも活発で、中心が通り、下腹に力が入る。。その状態では、腹圧もいい加減になり、内臓は重力に負けず上がっています。。
もっと正確に言うと、重力の反力で持ち上がるのです。
エアホッケーで、球が風で浮いてる様にです。。
これは、当院で施術直後、立ち上がると、多くの方が、体が軽い。。脚がないみたいだ。。
浮いてるみたいだ。若い人ほど、感じやすい様です。
この状態が、骨盤の開閉運動活発で、骨が揺らぎ振動し、中心が通り、腹圧が上がった状態。
つまり、重力の反力で持ち上げられた状態です。。
磁石の🧲同じ極同士を近づけると、浮き上がる。。
あの感じです。
人体にも、地球との関係で、本当に中心が通った身体には、重力反力が働くのです。。
下の写真は、日本でヨガの第一人者。。成瀬雅春さんの空中浮遊の写真です。
成瀬雅春さんは、本物なので、成瀬さんを知ってる人で、この写真を嘘だ🤯。。
と、思う人はいないんです。
実際の写真ですから。。これなんかは、身体に中心がしっかり通り、地球の反力で浮いている姿です。。
ここまで浮く必要はありませんが、私達が身体が軽く感じる時、同じ作用が地球の反力で起きているんです。
ですから、内臓下垂が気になるなら、鍛えるのではなくて、地球の反力が貰える身体になる事。。言い換えれば、無心体。。気の体になる事です。。
鍛えると言う発想は、無心と逆で、欲望なんです実は。
鍛える事で、自分の思い通りにしようとするものですから。
鍛えてもだめなんです。
押してもダメなら引いてみな。。と言う言葉があります。
鍛える事をやめて、整えるのです。整えるとは、本来の自分を見つめ直す事です。
禅の姿はまさにそれですし、成瀬雅春さんのヨガも同様です。
空中浮遊ができる為のヨガではないのです。。
自分を見つめ直し本来の自分に戻っていく過程で、できるようになってしまった。。
これが正解です。。
求めるのではなく、受け入れるのです。