メルカリで、経絡人形を購入しました。。
最近、施術中に、経絡の流れを感じ取る事ができる様になってきたので、正しい経絡の通り道を、イメージしたい。。という事で、立体人形を購入。。
待合室に飾っておりますので、見たい人はどうぞ。。
経絡には12種類ありまして、それも内臓の名前がついているのです。
つまり、このラインの運動系の動きが悪くなった所、そのラインがつまり、そのラインに関係する内臓が弱るという事。
逆も言えますね、食べ過ぎたり、飲み過ぎたりして、内臓が弱ると、その内臓に関係する経絡ラインの気の流れが滞り、痛みやだるさ、痺れを感じるんです。
僕がいつも内股が大事だ。。と言いますよね?
内股には、脾経絡、腎経絡、肝経絡が通っています。。
内股の弾力が充実していないと、腎臓、肝臓、が弱るという事。。
脾経絡の脾とは、現代の脾臓という意味ではなくて、むしろ膵臓を中心とした消化吸収を司る臓器全般を言います。
つまり、内股が充実していないと、消化吸収も悪くなるという事です。
人間の身体の構上、内股の力は抜けやすいんです。
外側の筋肉は強い。それで歳を取ると、内股の力が抜け、強い外側の筋肉に引っ張られてガニ股になり、膝が痛くなるのです。
でも、ぽつんと一軒家の、爺さん、婆さんは、いつも坂道を昇り降りしてるお陰で、高齢になっても、内股の力が抜けず、ガニ股になっていない。。
だから、都市に住む私達も、見習って、坂道の昇り降りは日課にする方が良い。
肝腎要と言います。
内股を流れる肝臓経絡と、腎臓経絡の流れが滞ると、腰痛になるという事です。。
膝が痛くなるのも、同様です。
健康寿命を伸ばしたいなら、坂道を昇り降りする事です。
皆さんご存知の鍼灸院は、この経絡人形のツボの位置に針を刺します。
実は、この模型も、鍼灸学校を卒業した人が、出品していたんです。
この模型で勉強して、合格したんだなあ。。おめでとう㊗️という意味も含めて、購入しました。
ただ、大昔の人の体感で造られた経絡図ですから、人間の体も進化し、実は通り道が変わってもいるし、このツボに針を刺せば、こういう効果がある。というマニュアルも、もう今はそうではない相関関係もあります。。
実際。僕が施術中に感じる、経絡の通り道と、昔ながらのこの経絡図とは、通ってるラインが違う。。と感じているのです。
で、最近見つけたある人の、現代版経絡図を見た時、あっ、俺の感覚と同じだ。
そう思いました。。
今は、この通りではないし、という事は、この経絡図のツボ上に、針を刺しても意味がない場合があると言う事です。。
実際、鍼灸院がイマイチだと言われる所以も、気の流れ、経絡の流れを感じ取れず、マニュアルに沿ってツボでもない場所に針を刺してる鍼灸師が多いという事だと思います。
以前もご紹介した、知多市の犬伏治療院。。という鍼灸院は、気の流れ、経絡の位置、ツボの位置、そして、この症状をどこに針を刺せば効果があるのか?
マニュアルに頼らず、気の感覚で捉えて行く鍼灸師です。。
僕も、何年に一回、僕の身体の調子を見てもらいに行きます。
30分ぐらい、気で検査して、最期に一本だけ針を打ちます。。
しかし、この一本の針を打たれた瞬間から、身体中の経絡の流れ増幅するのが解ります。
上級の鍼灸師とは、そういうものです。