一昔前までは、コレステロール値が高いのは、脂質をたくさん摂りすぎるからだ。。
と、脂分の多い食べ物を避け、炭水化物を増やすのが良いとされてきました。。
昨今の医学では、コレステロールの7割は、体内で必要があって、肝臓で生成されるものであって、その割合が7割だと言うのです。
食べ物は3割しか無い。。
これが食べ物の油分を減らしても、コレステロール値が下がらない理由なのです。
以前、ブログでお話しした様に。。悪玉コレステロールは、体内に必須な材料なのです。
これを材料に。。
①細胞膜を創る
②胆汁酸を創る
③ステロイドホルモン、性ホルモンを創る
④皮膚でビタミンDを創る。。
この様に、体に必要なものであると気づいた悪玉コレステロールは、現在では数値が200を超えていなければ、動脈硬化にはならない。。と。。
大病院の検査基準値よりも、遥かに緩い基準値なんです。
だから、そもそも、コレステロール値を下げようと。。脂質制限しても意味がないと言う事。。
むしろ、下の図でもあるように。。コレステロールを創りすぎる原因は、糖質なのです。
それでも、200に近い様な高い数値が出てしまう場合。。
それは何故か?
これは僕の考えですが。。
それは、創られたコレステロールが、使われにくい体質だからです。
特に、胆汁酸を作り出す。。と言う事は、胆汁酸は脂質を分解して、小腸内で乳酸菌の働きで、不要な脂質は、便で排泄されると言うのです。
と言う事は、むしろ、油ものを食べるのを制限した事で、胆汁酸が使われず、使われないなら創らなくて良いよね?
と、コレステロールが余ると言う事もあるでしょう。。
また、陽にあたる事は罪悪。。と擦り込まれた現代人は、陽に当たらないから、皮膚でビタミンDも創られない。。だからコレステロールが余る。。
細胞膜も、汗をかかないが現代人は、体の代謝、入れ替わりが少ない為、細胞膜を新しくできない。。コレステロール余る。。
コレステロールを材料に、副腎皮質ホルモン(ステロイド)が、創られるが、現代医学は、炎症に何でもステロイドを処方する為、天然のステロイドが創られない。。コレステロール余る。。
こう言う事だと思いますね!
自然に治る恒常性の仕組みに、無理矢理介在する医学、健康法は、むしろコレステロール値を上げる!という事です。
引用。。。。。
健康づくりや生活習慣病予防のために、どんな栄養素をどれだけ摂取すれば良いかの目安として、国から「日本人の食事摂取基準」が発信されています。
当然、コレステロールの項目もあると思いきや、最新の2015年版ではコレステロールの目安がなくなりました。
なくした理由として、「コレステロールの摂取量は低めに抑えることが好ましいものと考えられるものの、目標量を算定するのに十分な科学的根拠が得られなかったため、目標量の算定は控えた。」とされています。
体内のコレステロールは食事からの摂取以外に70~80%が肝臓で合成されます。
またコレステロールは、細胞やホルモンの材料として使われるのですが、細胞の数や生まれ変わるスピード、ホルモンの分泌量などによって必要量が変わります。
食事から同じ量を摂取しても腸から吸収される量も人によって異なります。つまり、個人差が大きいため食事による摂取量の上限を設定するのが困難というのが現状なのです。