心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

夏の熱は、心臓に溜まる

7月でこの暑さ。。ありえないですね!

僕は8月生まれで、子供の頃から夏が大好き。。。

夏が近づくとワクワクするんです。。8月なんて、1年で、一番楽しい季節。。でした!

でも、こんだけ熱いと🥵、夏が楽しくないなあ。。

 

さあ、熱く感じるのは気温のせいだけでしょうか?

違うのです。。

 

例えば、実家で、僕の部屋は2階にあり、熱い空気は上昇することから、風通しの良い一階とは、3度ほど気温が違うんです。

 

この4日ぐらい、猛烈に暑くて、実家の2階の部屋は、37度ありました。。

それを扇風機を2台回して凌いでいたんです。。

 

それで、一階に降りると、涼しいんです。。

あれ。。一階は涼しいなあ。。気温計を見ると、33度です。

 

つまり、37度の環境で、身体は、これではやばいと、熱を発散させる機能を働かせていた。。

それで3度低い一階は、涼しく感じたんです。。

 

では逆もあります。。

あまりに暑いんで、エアコン入れてたんです。。29度設定です。。

それで、暫くして、一階に降りると、暑いんです。。

でも気温計を見ると、33度なんです。

これでお分かりでしょう。。

 

暑く感じるのは、気温のせい半分。。熱の発散の良し悪し半分です。

私達は、エアコンに慣れすぎてしまったんです。。

 

それで発散方式が育たず、熱中症にすぐなってしまう。。

うちの母親は、88で、エアコンが嫌いなんです。。

 

それで、エアコンを寝室に入れる事を反対する。。

それで、車に乗せて、車のエアコンの涼しさを体験させて、エアコンの良さを気づいてもらおうとしたんだけど。。

母は言うのです。。


このエアコンの風に慣れてしまったら、エアコン無しではいられなくなる。。それが嫌なんだよ!

 

一本取られた。。

でも確かに、死んだ親父も母ちゃんも、今まで真夏でもエアコン無しで過ごして、熱中症になった事ないんだよね。。。

これは、やはり、長年の夏の熱の発散方式が強いと言う事だ。。

 

私達も、35度以内ならエアコンは使わない。。その方が、本当は逆に涼しくなる。。

 

昔の人は、熱い時は熱いお茶を飲め。。と言いました。。

それは、やってみると成る程。。と、思うんだけど。。

人間の一番熱を持っている場所。。

それは心臓でしょ?

 

夏場は、心臓付近が元々熱い。そこに、吸う空気も熱いから。。胸に熱が籠るんです。。

胸の周りの肋骨が柔らかければ、ルーバーの様に、熱が逃げるんだけど。。最近の運動不足な現代人は、肋骨が硬い。。だから熱が逃げないんです。。

そんな時、熱いお茶を飲んでみよう。。

熱々の心臓付近に、更に熱いお茶が食道に入ってくる。。

 

すると身体はびっくり‼️して、熱を発散させようと、肋骨を緩めるんです。。

すると、肋骨から熱が逃げて、鎖骨より上に、熱が来ない。。

それで熱中症を予防してるんです。

熱い時に冷たい🧊ものを飲むと、確かに楽に感じます。。

 

しかし、急に冷たいものが、食道に入ってきた事で、身体はびっくり‼️して、胸を縮めるんです。。

それで、飲んだ直後は涼しく感じるが、その後余計熱く感じだす。。

 

それでまた、冷たいものを飲みたくなる。。

冷たいもの依存症になるのです。。

これは、水をたくさん飲めば良い。。と言う発想も同様です。

水をたくさん飲み過ぎる事で、汗がかきにくくなるんです。。

 

夏場の打ち水を考えてみればわかる。。

夏場に打ち水をすると、適当な量であれば、蒸発時に、熱も奪ってくれる。。

しかし、撒きすぎて、水浸しにしてしまった場合。。蒸発できずに溜まった水は、熱を持ち、湿度となり、余計熱くなる。。

 

足りないものは補えば良い。。と言う西洋医学の考えは、間違いだらけなんです。

日本人は知恵があります。。

夏場に熱いお茶を飲む習慣。。

真冬に乾布摩擦をする習慣。。

 

日本の知恵は、断食を含めて、あえて足りない状態を強調させて、身体の本来の力を発揮させる文化。。

 

それこそ、身体を強くするものです。

足りなものを外から補うんじゃなくて、身体が補う力を育てる。。

それこそ本当の、体育なんです。